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2020.9.5

笹生優花 最終日の課題は-

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント GOLF5カントリーみずなみコース (岐阜県)第2日

 3試合連続優勝の期待がかかる笹生優花は通算2アンダー、47位タイで第2日を終えた。「予選通りますかねぇ…」。ホールアウト直後は、珍しく不安の表情を浮かべる。

 「カットラインを気にしながらのラウンドでした。絶対にイーブンパーでは(予選を)通らない。ひとつでも、(スコアを)伸ばせるところまで伸ばそう」と気合を入れてのスタートだったそうだ。その理由は、「優勝しても次が予選落ちでは格好悪い」。なるほどである。ただし、この日も、「グリーンのタッチが合わない」とスコアメークに苦しんだ。3バーディー、2ボギーの内容。象徴的なシーンは、最終18番だろう。3.5メートルのバーディーチャンス。まっすぐで、しかも上りのラインだった。しっかりとストロークし、ラインへ乗ったように映ったものの、カップ寸前でボールがストップ。

 「こういうときもあります。ゴルフですから、スコアが伸びる時、伸びない時もある。ただそれだけですよ」と、端的に語った。まさに、それが勝負なのだ。ただし、19歳でしかも、プロデビュー4戦目。前週まで、JLPGAツアー3試合出場で、2勝を飾った。獲得賞金が5,000万円を超え、ランキング首位に立っている。ちょっと気になり、1ストロークでいくら稼いだのかを調べた。7万8,302円。すごい。

 でも、「お小遣いはもらっていません。だって、欲しいものがないから」と笑っている。ちなみに、プライベートのファッションは、「ユニクロです。セールをしているときに買う」。これまた、好感を呼ぶところだろう。さて、最終日。「特に何も変えません。昨日、今日の反省を明日、プレーで生かしたい。スコアと順位は関係ありません。精いっぱいのプレーをします」と話した。もちろん、笑顔で-。

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(メディア管理部・中山 亜子)

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