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2020.9.19

4年振りの優勝へ 岸部桃子が首位浮上

 2020-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー第2戦『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が9月19日、静岡県御前崎市・静岡カントリー浜岡コース(6,311ヤード/パー72)で行われた。13位タイからスタートした岸部桃子が、通算5アンダーで単独首位。1打差の通算4アンダー、2位タイに山内日菜子と常文恵がつけた。ユピテル所属の林菜乃子は通算2アンダー、5位タイ。
(天候:曇り 気温:27.9℃ 風速:西8.3m/s)

 強風。この日も最大瞬間風速は14.2m/sを記録した。特に、グリーンまで約38メートルを打ち下ろす、1番は最難関ホール。首位の岸部桃子がしみじみと語った。「苦手意識はないけど、2日間ともアゲインストの風が強烈」。ボギー発進ながら、チャンス到来を待ち続けた。

 4、5番の連続バーディー。7、8番でも再び、連続バーディーを奪う。「パー5で、しっかりとバーディーがとれた。リズムがすごくいい」。得意のアプローチとパッティングでしぶとさを発揮した。

 2016年、九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメントでステップ初Vを飾った。しかし、4年間、優勝から遠ざかっている。「去年、チャンスが2、3回あったけど、勝ち切れない。シーズン後半は、ショットの調子が悪かった。それでもファイナルQTへ出場できたけど、思うようなプレーができなかったです」と話した。

 アース・モンダミンカップで、5年振りにツアー優勝を飾った渡邉彩香とは、同い年の同期だ。「彩香の優勝、本当にいい刺激になりました。前週の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯で久し振りに会って、祝福できました。私も優勝からかなり遠ざかっている。そろそろ優勝をしたい」と力を込める。

 ちなみに、今日19日は渡邉の誕生日。「あとで、連絡します。あすは、彩香からおめでとうと連絡がくるように頑張りたい。気持ちをしっかり。18ホールを全力で戦います」と背筋を伸ばした。桃の実は秋の季語である。

(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)

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