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2020.11.5

先手必勝の小祝さくら スタッツも後押し

TOTOジャパンクラシック 太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)

 JLPGAツアーは今年、残すところあと4試合。小祝さくらは、「この試合に来ると、もうこんな時期かと思う。気持ちが引き締まる感じがします」と背筋を伸ばした。6月の第1戦から常に上位争いを演じている。ただ、ここ2試合の成績がいまひとつなのが気になるところだ。その要因は「ショットがひどい」といい、3日から猛特訓を展開した。

 「スイングプレーンが縦振りになっている。体の回転で打っていない。だから、左右へボールが飛んでいく。そこで、バックスイングとフォロースルーを体の回転に合わせ、しっかりとクラブを振ることを意識。また、脇があいていたので、タオルをはさんでハーフショットを繰り返した」と話している。ということで、再び調子が上向いている。「だいぶ良くなった。グリーンがあまり硬くないので、ボールが止まる。ショットの精度が勝敗のカギですね」とポイントを掲げた。自信は「60%」とまずまずの手応えである。

 最終調整のこの日は、パッティングの感触も確認。「前週とグリーンの硬さがまったく違うから、ロングパットの距離感が合わない。それから、グリーン上には小さなこぶがたくさんある。頭を使いながらプレーをします。特に、3パットでボギーにはしたくないから、集中力を忘れない」と言い聞かせた。ということで、スタートで良い流れを引き寄せたい。ちなみに、第1ラウンド平均ストロークは69.2000。現在、1位だ。「ガンガンいかないと優勝できない。優勝を目指します」と、先手必勝が小祝の流儀である。

(メディア管理部・中山 亜子)

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