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2021.3.23

山本景子 6年目の春に輝く

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2020-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー第9戦『ラシンク・ニンジニア/RKB レディース』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)が3月23日、福岡県福岡市・福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6,309ヤード/パー72)で開幕。プロ入り6年目の山本景子が、4アンダーで単独首位に立った。1打差の3アンダー、2位に佐藤靖子、2アンダー、3位は森岡紋加。
(天候:晴れ 気温:15.7℃ 風速:4.8m/s)

 春の訪れ。風が一定しないことも、この季節の特性だ。それでも、山本景子は7バーディーを奪った。「1分の違いで風向きが変わるときがある。去年の17番の反省を生かし、キチンと決めてから打つことを心がけた。1Wでは突き抜けてしまうホールが多い。残り距離を意識。中途半端な距離、傾斜を避けて、フラットなライを狙った」。

 得意の1Wを使用したのは、4ホールだったそうだ。まさに、昨年の大会が教訓になっている。大会最終日、通算8アンダーで終盤までトップを快走。しかし、17番で第1打が大きく左へ曲げてしまう。痛恨のOB。ダブルボギーで優勝を逃した。「練習ラウンドから17番を意識。去年から、ティーイングエリアが前になったとはいうものの、打ちづらい」という。17番は、昨年から27ヤード短縮された、左ドッグレッグのパー4だ。「去年は、狙いを決めきれず、迷いながら打ってしまった。でも、きょうはうまくパーセーブができたと思います」と、キーホールを振り返る。

 より入念なコースマネジメントをして、精度重視のショットが奏功。となれば、パッティングもさえる。この日は、ミドルパットが素晴らしかった。「15番はチップイン。他のバーディーのほとんどは4-6メートルでした。それだけに、もっと距離が短いチャンスを外したことが、あすの課題です」と気を引き締める。22日、全国のトップを切って、福岡市の桜(ソメイヨシノ)が満開になった。コース内の桜が、とにかく鮮やかである。

 「6番グリーンの左の桜が、すごくきれいです。最終日の優勝争いは、桜を楽しみながらプレーをしたい。そのぐらい、心に余裕を持って、17番を迎えたいです」とほほ笑んだ。プロ6年目の春。初優勝へ向け、澄んだ瞳が輝いた。

(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)

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