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2021.3.28

勝みなみ ドラディス賞獲得に大興奮

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 2021 UMKカントリークラブ(宮崎県)最終日

 優勝争いに加え、今大会は見どころも多かった。100万円をかけたドライビングディスタンス賞の激戦にギャラリーも大満足。1位は、勝みなみの平均260.1ヤードだった。第1日から3、8番で計測。

「きのう、渡邉彩香さんに1ヤード負けていた。あしたはがんばって、もっと飛ばしましょう、とキャディーさんと話を…。18番で私の名前が1位になっていて、すごく興奮した。イーグルパットを決められなかったけど、本当にうれしい」と、久々に笑顔をのぞかせた。この日は雨のラウンドだったが、69。11位タイは、今年で最も成績が良かった。「飛距離は、私の強み。それだけで、優勝へ近くなると思います。もっと精度をあげて、優勝をしたい。2年前から、週3日のトレーニングを続けている。その成果が少しずつ表れてきたと思う」。

 継続は力だけではなく、飛距離にも変わる。「ものすごくハードなことをしてきたわけではありません。極端にいえば、ストレッチでも筋肉がつく。ゴルフの場合、柔軟性でしょう。体のしなりが大切です。ストレッチから丁寧にやっている」と話した。ちなみに、飛距離アップは、すべてのゴルファーが永遠の願いだ。アマチュアへ、「足を使いましょう。ダウンスイングでひざを曲げて、インパクトで伸ばす。足を地面につけたまま、ジャンプするようなイメージ。ヘッドスピードが上がりますよ」と、やさしくアドバイス。

 黄金世代のトップランナーは、進化を遂げている。

(メディア管理部・中山 亜子)

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