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2021.5.5

黄金世代初の3冠 原英莉花-快挙へ挑む

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)

 タイトルのコレクションはいくつあってもいい。原英莉花が公式競技3冠を狙い、大一番へ臨む。「自分で崩れないようにしたい。気合が入っているけど、気合はプレーを空回りさせる力も持っている。感情をうまくコントロールしながら、しっかり組み立てる。そういうことも楽しみたい」と、これまでとは違う胸中を語った。

 公式競技3連覇を達成すれば、不動裕理以来の快挙だ。「不動さんはものすごい実力者です。その方と同じ記録へ挑戦できることがうれしい」と神妙な表情だ。今シーズン、前2試合の公式競技を制した。なぜ、大舞台に強いのだろう。「難しいセッティングは、ミスを許せる。それから、たまたま調子がよかった」と控えめに解説。

 前週、優勝争いを演じて上り調子。ただ、あと一歩で勝利を逃したことに、「すごく悔しい。勝負をかけたところで、ミスが続いて…。久しぶりの優勝争いだから勝負どころを、間違えました」と猛省したそうだ。

 仮に優勝すれば、JLPGAツアー史上11人目のトリプルクラウン。黄金世代では、もちろん初めてになる。「グリーンがものすごく速い。アンジュレーションも多いです」と話した。パッティングが勝負を分けることを心に刻んで、いざ開幕-。

(メディア管理部・中山 亜子)

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