2021.5.9
ベストスコアで猛追 稲見萌寧2位T
<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)最終日
もっとうまくなる-。稲見萌寧が最終日、66のベストスコアをマークし2位タイへ食い込んだ。後半、一時は首位へ1打差に迫り、意地をみせた。「内容は良かった。でも、予選ラウンドの2日間でスタートダッシュに失敗。おそらく、きょうはそれほどスコアが伸びないと予想をしていたし、プレー中もスコアボードで状況はすべて確認。優勝というよりも、どこまで行けるかを考えた」という。
前半は静かに1バーディー。後半へ入り、一気に上昇へ転じた。10番、7Iの第2打を70センチにつけ、バーディーを奪う。続く11番では右奥5メートルを決めて連続バーディー。そして、13番から再び、3連続バーディーは怒とうの快進撃である。ただ、残り3ホールはすべてがパーセーブ。
首位に立った西村優菜へ強烈なプレッシャーをかけることは叶わなかった。「それほど、調子が良かったわけではありません。絶好調で思い通り行くことはないでしょう。公式競技は、私にとってとても大事な試合です。だけど、出場する試合はすべて大切。次週も初めて挑戦するコースですから毎週、上位で戦っていきたい」。静かな口調で折り合いをつけている。
今年の勝率は40%、トップ5率60%、トップ10率80%と群を抜いた成績が際立つ。勢いだけではない。これが実力者、また自身が大目標とする永久シードへのプロセスだ。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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