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2021.5.19

後半戦へ弾みの首位 竹山佳林がリ・スタート

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2020-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー第12戦『ツインフィールズレディーストーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が5月19日、石川県小松市・ゴルフクラブツインフィールズ ゴールドコース(6,532ヤード/パー72)で開幕。竹山佳林が4アンダーで首位スタートを決めた。1打差の3アンダー、2位は髙橋恵。地元、石川県出身の土田沙弥香は、1オーバー、20位タイにつけている。
(天候:曇り時々雨 気温: 19.0℃ 風速:1.7m/s)

 竹山佳林は最終18番、初のボギーを叩いた。「ティーショットの当たりが良すぎた。少し右に出てしまってキックが悪い。ボールが池へ入った」と苦笑しながら振り返る。とはいえ、悲観はしていない。「攻めた結果。そこからボギーで終わることができた。第1日に池に入ったから、もう入らないでしょう。いい戒めです」とプラス志向のスマイルだ。

 3番でバーディーが先行。5番から3連続バーディーと勢いをつける。連続3メートルのカップインは見事だった。そして、パー3の7番は「きょう1番」という会心のショット。4Uで軽いドローをかけ、ピンをかすめた。「ホールインワンしかけました。キャディーさんたちが入りそう、と残念がっていた。私はそんなに見ていなかったけど、狙い通り。ピン上50センチについた」という。

 今季、ステップ・アップ・ツアー9試合出場。スタッツをみるとパー4、パー5の平均スコアはそれぞれ3位、7位につけているが、パー3の平均スコアは、3.1531の60位と極端に下がってしまう。それだけに、きょうもパー3攻略がテーマのひとつだ。「全体的にそうだったけど、パー3もピン位置が厳しい。グリーン端の5-8ヤードのところに振っていた。去年まで直接、ピンを狙ったけど、もしグリーンを外したらパーセーブが難しい。だから、楽にパーを取っていけるように考え方を変えた。おかげで、クラブをしっかり振り、パー3でボギーを叩かなかったのは、大きな収穫でした」という。

 ステップの賞金ランキングは7位。統合されたシーズンは全22試合で、今回が12試合目になる。「1位、2位から少し離されているけど、まだ半分あります。この難しいコースを乗り切れば、後半戦の自信になる。常に優勝争いをしていくために-」と締めくくった。コースが選手を育てる。本当にゴルフはおもしろい。

(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)

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