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2021.5.26

3グラムで変化 原英莉花、大会連覇へ意欲

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第27戦『リゾートトラスト レディス』(賞金総額1億円・優勝賞金1,800万円)が5月27日、愛知県豊田市・セントクリークゴルフクラブ(6,605ヤード/パー72)で開幕する。26日は指定練習日。また、公式会見が行われた。

 原英莉花がディフェンディングチャンピオンで臨む今大会、原点回帰を宣言した。「もう、2年前になる。遠い感じがします。初優勝はやはり忘れられない。気持ちが違います。今、もう一度、初優勝をしてみたい。そんな気持ちがわきあがってきた。初心にかえる、というかそんな気分」。開幕前日、ワクワクしている様子が見て取れた。

 もちろん、調子がいい。「結果にはつながってはいない。でも、私は悪くないと思っている」と話す。その要因は、自身の代名詞ともいえる、1Wにあった。「実は今年、1度も1Wがしっかり当たっていない。クラブに合わせる。そんな感じで、コースに合わせて打ってきた。今、目指しているのは、1Wを気持ち良く打つ。それだけです」と加えている。

 そんなリクエストをメーカーの担当者へすべて伝えた。シャフトの変更や、ヘッドを見直すなど、できる限りの調整を施している。重さも鉛を張り、微調整。「3グラム、4グラム程度ですけど、しっくりくるようになった。これまでで一番いい」と、上昇の内容を細部まで説明した。クラブをポンと置いた際、アドレスの感じも上々だ。

 「初めてのディフェンディング。スタートホールから楽しみにしている」と前置きし、「それから、この大会の副賞もうれしい。会員制リゾート、エクシブの10年間利用券は今回も優勝したら、延長していただけるのでしょうか」。さらに、最終日はすべてのパー3で800万円のホールインワン賞がかかる。「インコースはちょっと難しい。だから打ちやすいアウトコースで頑張りたい」と目が輝いた。

 ヤル気が何倍増-。うらやましい限りである。

(メディア管理部・中山 亜子)

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