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2021.10.29

V狙い 河本結-15番で確信

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)第1日

 完全復活。そして、河本結は、「やるときには、やります」と優勝宣言まで飛び出した。3位タイのスタートに自信を深める。

 パー3の15番。U4で3メートルにつける技ありの第1打である。「風は右からのアゲンスト。大きいクラブで風に当てる。全英女子オープンのような感じでうまく打てた」というベストショットだった。

 さらに、解説が続く。「普段なら6Iです。それを1クラブ半はあげたでしょう。グリップを短く握り、上からボールをつぶすように打つ。USLPGAツアーでは、そんな技術が必要でした。練習を続けたおかげで、ようやくできるようになったと思います」と話した。

 前5戦で、4戦が予選落ち。不振の原因は、意外にもアドレスだった。「わかりやすくいうと、フェードヒッターにもかかわらず、ドローのアドレスでフェードを打とうとしていた。おかげで、左へボールが直進や、右へスライスが出る。私は気がつかなかったけど、だんだん不安が増して、自信がまったくない。同時に、体調面の不安も…」。悪い時には悪いことが重なる。

 しかし、不調の要因を指摘されると、急ピッチで復調。悠長に構えてはいられない。もっかの賞金ランキングは68位。シード獲得へ黄信号が灯り、一方で自身がホステスとなるはずのJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップへ、出場できなくなってしまう。それだけに、「前週から勝つ-という気持ちで試合へ出場。優勝にこだわっています。アメリカへ行っていたとか、体調を崩したことを言い訳にはできません。それがプロです」。

 さらに、「優勝には運がつきもの。それを私へ向ける。できるようになった」と力強い言葉で、復調をアピールした。ラストスパート。一戦必勝の態勢で、しかも歯切れのよい言葉の数々も、頼もしい限り。これが、プロフェッショナルだ。

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