2014.6.14
ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース 最終日
無欲の勝利! 平野ジェニファーがステップ・アップ・ツアー初優勝
2014年LPGAステップ・アップ・ツアー第3戦『ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース』(賞金総額1,500万円/優勝賞金270万円)の最終日が、長野県上田市の上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部(6,245Yards/Par71)で開催された。
最終日は大混戦。最終組が15番ホールを終了した時点で、通算6アンダーの首位タイが土田沙弥香、平野ジェニファー、枝尾あかね、荒木美友の4人。2打差までに11人がひしめき合う混戦模様。抜け出したのは17番でバーディーを奪った平野。最終ホールもパーでまとめ、通算7アンダーでステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った。(天候:晴れ時々くもり、気温:23.9℃、風速:1.6メートル)

「とにかくボギーだけ打たないようにと思っていた」と初日の1番ホールでボギーを叩いて以来、35ホールノーボギー。優勝もまったく意識せず、「順位に関係なく自分のプレーが出来ればいい」と18番ホールの速報ボードの存在にも気付かないぐらいの集中ぶり。「最後のアプローチとショートパットは緊張した」と話すが、それも「ボギーを打ちたくなかったから」と優勝や順位よりノーボギーのラウンドに徹していた。優勝インタビューの第一声も「ノーボギーだったことが一番うれしいです」とあくまでボギーを打たない冷静な姿勢を貫いた。

先週の『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』では初日トップタイと活躍を見せたが、2日目は78を叩き、あわや予選落ちかというギリギリラインでの通過。今回の優勝でレギュラーツアー4試合の出場を手にしたが、「ヨネックスのような感じではなくて、もっといいプレーをしたい(笑)。初日だけで後は悪かったので…。ヨネックスよりもいいプレーが出来れば(笑)」とキュートな笑顔で話してくれた。7月の最終プロテストに向けた第2次予選・A地区の総合ポイントでトップを走る平野だが、今年の目標はレギュラーツアー優勝やプロテストトップ合格ではなく、「ただプロテストに受かればいい」と控え目。「次のトーナメントやプロテストでもノーボギーでいきたいです」と謙虚に語るが、レギュラーツアーでの活躍やプロテストトップ合格の可能性も十分だ。

「日本が大好きでしばらくは日本でプレーします。日本の人は親切だし、お刺身やうなぎもおいしい。でも、日本のファンのみなさんにサインをするのが大好きです」とレギュラーツアーに出場しても、人気が出そうな存在だ。
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