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2021.11.17

渋野日向子 国内最終戦は23歳のスタート

第40回大王製紙エリエールレディスオープン エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)

 渋野日向子は今大会が、21年JLPGAツアー最終戦。次週はUSLPGAツアー・Qスクール出場で渡米するスケジュールだ。「(活躍を)お見せしたい-と思えば思うほど、空回りしてしまいます」といい、「(今年の)集大成という実感はない。まだ、次週も試合があるような気がする」と名残惜しそうに加えた。

 プロアマ大会を終え、コースの印象を「グリーンが少し速くなっている。また、風の向き、強さによってボールのランも違う。さらに、ラフが冬の芝になった。これまでとは状況が違います」と慎重だ。

 週初めの15日、23歳の誕生日を迎えた。「関東で撮影の後、実家に帰って家族とワイワイ。ケーキを食べました」とうれしそうに語り、「前週は悔しい結果(予選落ち)。そのあとです。気を引き締めて頑張りたい」と決意を新たにする。

 一方、「23歳で、やり切りたいことではありませんけどね」と前置きし、「世界遺産を巡りたい」と話し、国内では知床、屋久島などをあげた。

 そして、今大会へ向け、「ショットのテンポを見直した」という。昨年5位。一昨年は、前週の予選落ちにもかかわらず、鮮やかな逆転Vを決めている。瀬戸内海をはさんで、故郷の岡山と愛媛は向かい合わせだ。コースから望む、穏やかなロケーションが抜群の相性を演出する秘密だ。

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