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2022.1.28

93期生・2022年の挑戦 後藤未有

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

561人が受験して、22人が合格。JLPGA最終プロテストは日本一の最難関資格試験のひとつだろう。2021年はコロナ禍で2度のテストが行われた。6月、合格した93期生は25.5倍の競争を突破してライセンスを手中に。22年、飛躍を胸に2年目のシーズンをスタートする。

ごとう・みゆう=2000年9月29日、福岡県北九州市出身

華やかな雰囲気を醸し出す。太陽が大好きという明るい性格からにじみ出るものだろう。なるほど、ボールにも目を引くマークがプリントされていた。「太陽のように、明るく元気に、です。マークのほっぺには22番。エンジェルナンバーです」と説明している。さらには、「ボールと友だちになります」とも。

ボールを操ることができれば、勝利へつながる。これまた道理だ。とはいうものの、そのために、クラブを操る技を磨きあげることが必要になる。「オフから、トレーニングを含め、全体的なスキルアップに取り組んでいます。試合では、コースの距離がどんどん延長されているし、とにかく練習あるのみ。また、追い込むことができるのは、やはりシーズンでは難しい。しっかりオフの間にやっておかないと…」と肝に銘じ、実践中だ。

間近でみると、オヤッと感じたことは、ベースボールグリップ。クラブの操作、飛距離が伸びるなど、多くの利点があるといわれる。ショットメーカーで、ピンをデッドに狙うのが自身の特性。最も得意なクラブは9Iだそうだ。「練習量が一番多いからでしょうか。100球以上、打つことがある。試合でも頼りになるクラブ。125ヤードから135ヤードで使いますけど、コントロール重視の時は120ヤードぐらいがいい。ピンへ寄せる自信がありますよ」と頼もしい。

一方、意外なエピソードの持ち主。ゴルフをはじめたきっかけは、入院中にみたテレビCMだった。「幼少時、体が弱かったから入退院を繰り返した。そんな時、テレビをみていて宮里藍さんのCMがたくさん流れていました。何をしている方か、当時はわからなかったけど、調べるとプロゴルファー。楽しそうだなぁ、と話したら退院祝いでクラブをプレゼンとしてくれた」という。

さらに、「公園でスポンジボールを木に向かって打っていると、皆さんが上手-とほめてくださった。続いて、練習場へ行くようになると、今度はおじさんたちからほめられて…。みなさんのおかげです。子どものころは、本気で(宮里)藍さんになる、と本気で思っていました」と続けた。

そして、沖学園中学校時代、もっと身近な目標の選手をみつける。「私が中の時、三ヶ島かなさんは沖学園高校2年。朝のランニングから放課後の練習まで、手を抜いた姿を見たことがありません。努力を重ねて、去年の最終戦で初勝利がメジャー優勝。本当にうれしかったし、私も努力を続けようと改めて思いました」。

所属は、やまやコミュニケーションズだ。辛子明太子など、水産物などの加工製造販売で全国的な知名度がある。「同じ福岡というご縁です。地元の大きな会社がスポンサードしてくださるなんて夢のよう。しかも、TPD単年登録時から応援していただいています。これからご恩返しを」という気持ちを胸に秘めている。 

22年は、QTランキング17位でJLPGAツアー前半戦の出場資格を得た。「全試合優勝を狙う。志は高く。プロですからね」と力強いひとことを。誕生時、未有の名前をご両親へ提案したのは、14歳上のお姉さん。「読んでいた漫画の主人公らしいです。未来があるという意味」と教えてくれた。太陽の輝きはシーズンでも-。スターの資質を秘めている。

(メディア管理部・中山 亜子)

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