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2022.2.2

93期生・2022年の挑戦 東風花

 <Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 561人が受験して、22人が合格。JLPGA最終プロテストは日本一の最難関資格試験のひとつだろう。2021年はコロナ禍で2度のテストが行われた。6月、合格した93期生は25.5倍の競争を突破してライセンスを手中に。22年、飛躍を胸に2年目のシーズンをスタートする。

 ひがし・ふうか=1999年8月16日、大阪府大阪市出身

 ゴルフは自然を相手に行うスポーツ。その意味で、名は体を表すといっていい。「両親が花鳥風月からつけてくれたと聞いています。日本人らしい女性になって欲しいという願いが込められているらしい」。自然の美しい風物、風流などの意味がある。きらきらネームとは一線を画す一生の宝物だ。

 最終プロテスト合格から7カ月あまり。徐々に知名度がアップしている。「一番、ちがうなぁと感じるのは、サインをください、といわれるのが多くなったことかなぁ。うれしいです。ただ、あずまさん-と呼ばれることが多い。ひがし-と呼んでもらえるように頑張らなくてはいけません。それから、芸名、登録名と皆さん、思っているから、本名です、ということもアピールしなくては」と張り切っている。

 現在、兵庫・有馬カンツリー倶楽部で調整に余念がない。2週後、宮崎で合宿へ参加。オフの調整は順調だ。同時にトレーニングへも精を出す。5キロのランニングを日課に、インドアでのベンチプレス、スクワットなど、筋力と体力アップを目指している。「毎日が筋肉痛」と苦笑しているが、これこそ日々進化の証だ。

 ショットメーカーで8Iを、この1本にあげているものの、実は7I使用時の方が、バーディー率が高い。「130ヤードを自在にコントロールできるように。8Iが特に好きです。得意と思っているからこそ、うまくいく。もっと、もっと磨きをかけます」と話した。一方で、最終プロテスト時には、こんなことも。「練習ラウンドで、とても2オンはできないと感じたホールがあった。でも、本番では5Wでしかも、コントロールショットでうまくいったんです。これがアドレナリン…。人間の体は本当にすごいと思った」。エピソードが豊富で、トークがうまい。

 スポーツ歴は、ゴルフの前に柔道。「幼稚園から、小学4年まで。父が有段者だったから、半ば強制的でした。でも、私は好きになれない。やめる半年前ぐらいから、行きたくないから押し入れに隠れて…」と前置きし、それ以前から同時にレッスンへ通ったピアノを、「すごく楽しい。こちらは今でも習ってはいないけど、実家でひいている。よくゴルフは、リズム感といわれるけど、ピアノの効果が表れるか、これからのお楽しみ」と加えた。

 そして、「素直、謙虚、感謝の3つを幼少時から大切にしなさい、と両親から繰り返し言われてきた。脳裏にくっきりと刻んでいます。ゴルフは個人競技だし、プレー中も3つの言葉を守っている。実際、そういうふうに心がけなければ、いい流れがやってきませんよ」と、しみじみと語った。つつましく、淑女のごとし-。

(メディア管理部・中山 亜子)

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