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2022.4.15

ピックアップー上田桃子 稲見萌寧

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

KKT杯バンテリンレディスオープン 熊本空港カントリークラブ(熊本県)第1日

上田桃子(6位タイ:-3)

――今日を振り返って。
 「4番ホール以降、バーディーがとれない。ガマンの1日でした。加えて、チャンスにビシビシつきそうな感じもしない。難しい、いつものコースイメージが抜けきらず、中盤は特に厳しかったなぁ。でも、キャディーさんと第1日からガンガンいかなくてもいい。パッティングのタッチしだい。一日ずつ慣れてくればいいなど、前向きのお話を続けた。おかげで、スコアを伸ばさなくちゃ、と焦ることがなかったのはとても良いこと。淡々とプレーすることができた」

――変化したコースへの対応は。
 「やはり慣れない。イメージの出し方が難しいです。それでも、パッティングのタッチなどは日増しに良くなりそう。タッチの練習をしっかりやって、残り2日間へ向かう。楽しみなプレーができる-ワクワクしている」

――朝から気合が入っていたに映ったが。
 「勝って兜の緒を締めよ、です。気を抜かないように心掛けた。スタートホールで、きょうは、行くぞ-の気持ちを隠さなかった。1、2番でいいバーディーがきて、波に乗れそうだと考えたけど、そんなにうまくはいかない。ただ、トップと3打差はいい順位でしょう。気合が空回りせず、落ち着いてプレーができて良かった」

――めずらしく柄のウェアですね。
 「わたし、ヒョウ柄は似合わないかもしれない。すごく抵抗があった。けさ、オールブラックで行くか、ヒョウ柄にするか迷ったあげく、ヒョウ柄をセレクト。よしっ、いくぞの気持ちです」

――あす、16日は熊本地震の本震、発生した日です。
「一生涯、あの時のことを忘れません。一日、一日を大切に積み重ね、一年を大事に過ごしたい。もちろん、あすも丁寧なプレーをします」


稲見萌寧(70位タイ:+2)

――長い一日でした。
 「疲労困ぱいです。一発のミスがどうにもならなかった。8番のセカンドショットは、ライが目玉になっているし、バンカーなのに砂がカタい。さらに左足下がり。がんばりましたが、あれが限界でした。14番のセカンドもどうやっても狙えない。15番ではセカンドが思ったよりも飛んだ。ミスしたときのミスがツイていなかった。きょうは運がなかったなぁ」

――この後はどのように過ごしますか。
 「サクッと練習して、帰って、すぐに寝ます」

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