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2022.5.28

小祝さくら 待望の首位で最終日へ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGAツアー2022シーズン第13戦『リゾートトラスト レディス』(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)大会第3日が5月28日、山梨県上野原市・メイプルポイントゴルフクラブ(6580ヤード/パー72)が行われた。この日も小祝さくらが好調をアピール。大会コースレコードタイの64をマークし、通算16アンダーの首位で最終日を迎える。2打差の通算14アンダーはサイペイイン。3位の桑木志帆が通算11アンダーから逆転を狙う。
(天候:晴れ 気温:27.9℃ 風速:3.3m/s)
《グリーン=スティンプ:10 1/3フィート コンパクション:22.5mm》

 今季初めて、小祝さくらが首位で最終日を迎える。「やっと最終日だなぁ。いずれにしても、ハイスコアの戦いです。しっかりスコアを伸ばさないといけませんね」。サラリと言ってのけた。まるで他人事のように。

 これがスター揃いの黄金世代でも、常にトップクラスを堅持する要因だろう。142試合の連続出場で培った体験は、何物にも代えがたい。ムービングデーのこの日、前半で3バーディーと比較的、静かなウォームアップ。勝負は後半だ。10番からともに、3メートルのバーディーパットを沈めて勢いに乗る。14番で3メートルのパーセーブに失敗したものの、ラスト4ホールで3バーディーを上積みした。

 18番、残り100ヤードの第3打を50度で6メートルへ。大会コースレコードタイの64をマークした。余談だが今シーズン、64がパー72のベストスコアで、3人目である。前日、「5メートル以上のバーディーが決まれば」と目標に掲げていたが、終盤の3バーディーはすべて5メートル以上である。有言実行。着々と今季Vへ向けて態勢を固めた。

 開幕前、1日4アンダーを目標に、という。ただし、「きょうも4アンダーをクリアした時、少しも満足していない。まだ、4アンダーだ-そんな気持ちでした。どんどんスコアを伸ばすイメージがわいてきて…」といい、「17番でスコアボードがあった。みんないいなぁ。そんな感じでした」と話した。

 そして、好調を支えるパッティングへ話題が移る。「パッティングが決まれば、きょうのようなスコアが出ます。きのうと変わったことは、タッチのイメージがとてもいい。バッチリと合っていたと感じた」と満足そうな口ぶりだ。

 今大会で優勝を飾れば、生涯獲得賞金が4億円を突破する。黄金世代でトップの稼ぎ頭。最終日へ向け、「まわりの選手を気にしないことですね」と笑いながら、「5アンダーでプレーして負けたら仕方がありませんね」と続けた。

 どんなに良いスコアでプレーしても、対照的にスコアが悪かった時でも穏やかである。常に客観的に物事をとらえて分析を行う。ゴルフは1日のプレー時間、そして生涯スポーツだ。穏やかに精神を整え、一喜一憂しないスタイルを保ち続けることが好成績につながる。

 全米女子オープンを前にきっちりと調子を上向かせた調整の素晴らしさもまた、プロデビュー以来、たくさんの経験から得たものなのだろう。ミス・タフネスは頼もしい。

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