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2022.7.31

勝みなみ独走V 72Hノーボギーで通算7勝目 

<Photo:Hiromu Sasaki/Getty Images>

 JLPGAツアー2022シーズン第21戦『楽天スーパーレディース』(賞金総額1億、優勝賞金1800万円)大会最終日が7月31日、兵庫県加東市・東急グランドオークゴルフクラブ (6616ヤード/パー72)で行われ、勝みなみが通算22アンダーでツアー通算7勝目(アマ1勝含む)を飾った。ホールバイホール記録の残る90年以降、4日間大会のノーボギーVは初めて。5打差の通算17アンダー、2位に稲見萌寧が入った。
(天候:曇り時々晴れ 気温:30.1℃ 風速:2.0m/s)
《グリーン=スティンプ:10 1/2フィート コンパクション:23.5mm》

 勝みなみが独走で、今季初優勝。JLPGAツアー7勝目(アマを含む)を飾った。「これで、全英女子オープンへ自信をもって挑戦できる」と、晴れやかな表情を浮かべた後、「しかし、きょうはいい内容ではなかった」と加える。

 心技体の条件が整った最終日。スタート前、2位には9打差をつけていた。どう勝つか-が焦点。最大のテーマとした優勝は当然だが二兎、いや、三兎を追った。ひとつは通算24アンダーの最小ストローク記録。さらに、ホールバイホール記録が残る90年以降、72ホール大会では誰も成し遂げてはいない、ノーボギーラウンドの達成だ。

 「通算24アンダー、こちらは意識をしていた。ここまでのことを考えれば、こっちの方ができるでしょうという感じ…。きょうもチャンスは多かっただけに、少し残念でした」と振り返る。前3日間では意識することがなかったプレッシャー。この日のバーディー奪取はひとつだった。3番で4メートルを沈めた。「パッティングがショートしていた。18番まで…。ガッカリです。でも、優勝は優勝ですから、結果を素直に喜びたい」。

 対照的に、際立ったのはしぶとさ、勝負強さだ。絶対にボギーは叩かない気迫がみなぎる。「プレー中、攻める気持ちをずっと持ち続けた。でも、大きなミスは極力避けたい」といい、バーディー直後の4番を解説。「第1打は5W。第2日に続いて、ティーイングエリアが前方へ出ていたからです。もし、1Wで右方向へミスショットをすれば、OBになる可能性があります。5Wならたとえミスをしても2オンが狙えるから」と話した。

 また、細心の注意をはらったマネジメントも素晴らしい。そうはいっても、ピンチは必ず来る。この日は3度の正念場を、すべて切り抜けた。7番=3メートル、12番=4メートル、17番=4メートルのパーセーブは、見ている方もスリリング。「きょう最もまずい、と思ったのは、17番でした。すごく切れるライン。でも、ボールの転がりが伸びて、真ん中からカップへ吸い込まれた」そうだ。

 第2日、ホールアウト後の会見でノーボギーを意識する-と宣言。「4日間、ノーボギーといったものの私自身、とてもできるとは思っていなかった。いつも、ボギーがひとつはある。(最終日)やりづらかったなぁ…」と、偉業達成の苦悩を言葉にした。

 続けて、「やはり、きょうは9打差の貯金が大きい。余裕があった。そんなことをいえるのも、ショットが良くなり、安定しているからです。たとえ、グリーンを外しても、バーディーがとれる、という自信かなぁ。もし、ミスをしても原因は2つに絞ることができていた。スイングでクラブがインサイドアウト、あるいはアウトサイドインに入ったかが、すぐにわかる。素振りで修正できます」と語った。

 最高の状態で渡英する。スケジュールはタイトでも、「20年は予選落ちでした。とりあえず、予選通過を目標にします。4日間のプレーで、たくさんの見聞を広めてくる。毎回、全英は寒いからレインウェアを忘れないこと」と口にし、ハッと気がついたように、「おいしいゼリーを発見。ひとつで、たんぱく質が15グラムとれる。買い込んだ」とうれしそう。

 今回は、三兎を追って二兎を得た。次週は極限の技を世界へアピールするだけでいい。半足以上、一足未満のオープンスタンスでミュアフィールドへ勝負を挑む。

<Photo:Hiromu Sasaki/Getty Images>

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