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2015.3.14

ショットメーカー李知姫が単独首位に

 2015年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の大会2日目が、高知県香南市の土佐カントリークラブ(6,217ヤード/パー72)で行われた。

 2位タイからスタートした李知姫(イチヒ・韓国)が、6バーディー・3ボギーの69をマークし、単独首位に立った。2打差の6アンダー、2位タイに原江里菜、姜秀衍(カンスーヨン・韓国)、全美貞(ジョンミジョン・韓国)がつけている。(天候:晴れ、気温:13.7℃、風速:3.8メートル)

 これぞ“土佐カントリークラブ”という風が吹き始めたのは午後に入ってからだった。今日スコアを伸ばせなかった上田桃子曰く「このコースは風が吹いたら、今日のスコアが物語っている」。その上田をはじめ、遅いスタートの選手が軒並み吹き付ける海風に苦戦するなか、ショットメーカー李知姫が、2日連続で60台をマークし単独首位に浮上した。

 「オフにショットの練習をして、風に負けない強いボールが打てるようになりました。しっかりボールを押し込んでいけるようになって、風の影響を受けなくなりました」とその代名詞のショットに、さらに磨きがかかったと胸を張ったが、明日も強い風になりそうと問いかけられると「しんどいですね」と本音がポロリ。

 そして実はもう一つ好スコアの要因が。「今週は何年かぶりにハウスキャディと回っています」とキャディを帯同せずに試合に臨んでいるという。「1人でできるか緊張していた」というが、「でもその緊張が逆に良かったのかもしれないですね。いつもキャディさんに頼ってしまっていたので」と明かし、「今週はゴルフをやってる感がありますね」と笑った。

 単独首位から発進する最終日。「最後まで何が起きるか分からないコースなので、18ホール最後まで頑張って優勝したいですね」。ショットメーカーの照準は、18番のピンに、そして3年ぶりの優勝に、しっかり定まっている。

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