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2022.10.19

今度は史上初 古江彩佳、大仕事へ準備万端

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 JLPGAツアー2022シーズン第33戦『NOBUTA GROUP マスターズGC レディース』(賞金総額2億円、優勝賞金3600万円)が10月20日、兵庫県三木市・マスターズゴルフ倶楽部(6,585ヤード/パー72)で開幕する。19日はプロアマ大会。また、公式会見が行われた。

 2週連続のディフェンディングチャンピオン。しかも、古江彩佳は前週、そんなプレッシャーをはねのけた。ますます、充実。意気軒高というものだろう。「おかげさまで、いつもと変わらない」。肩から力が抜け、リラックスムードが伝わってくる。このあたりが精神面の強さだろう。

 強者には、常に記録更新というおまけがつく。今大会はツアー史上初の2週連続同一大会連覇である。しかも、同週に開催する韓国での米ツアーではなく、今大会を選んだ。「富士通レディースへ出場することを選択してから、やはり続けて地元で試合へ出場したい。いい具合に気持ちを高められれば、と感じている。富士通では連覇、帰国初戦、所属先など、私なりにプレッシャーをかけて臨みました。技術よりも、メンタルのレベルアップを確認できて、とても貴重な経験になったと思います」と話した。

 前日、18ホールの練習ラウンドを消化。この日はプロアマ戦へ出場し、最善の準備を整えている。「調子は、悪くないと思う。コースの印象はラフが長いです」。さらりといってのけた。とはいえ、前年の大会でフェアウェイキープ率89%の精度を誇り、攻略法は万事、心得ているといった表情だ。

 さらに、昨年に続き、今回への熱い胸中を語っている。プロ入会届を提出した思い出だ。「このクラブで、書類を提出。プロの第一歩を記した。しかも、ジュニアの頃から慣れ親しんだコース。いろいろと思い出すことばかり」と前置きし、大会最終日がその入会日にあたることから、「笑顔で終わりたい」と覚悟を語っている。

 予選ラウンドの2日間、同じ関西出身の山下美夢有、西村優菜と同組でプレー。初の顔合わせだ。「関西が揃った。すごい。関西弁が止まらないかもしれませんね」とテンションが上がった。

 ただし、会見の終わり際、決まり台詞をしっかり口にする。「練習でできても、試合でできなければ意味がない」。日米で進化を遂げるトリオである。切磋琢磨。技と一打を競う。

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