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2022.11.26

うまい・すごい・強い 山下美夢有Vと記録の最終日へ

<Photo:Toru Hanai/Getty Images>

 JLPGAツアー2022シーズン最終戦『JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億2000万円、優勝賞金3000万円)大会第3日が11月26日、宮崎県宮崎市・宮崎カントリークラブ(6487ヤード/パー72)で行われた。この日、山下美夢有がスーパープレーを随所で披露。通算13アンダーとスコアを伸ばし、首位を行くイミニョンへ並んだ。1打差の通算12アンダー、3位は菊地絵理香。連覇を狙う三ヶ島かなが通算11アンダーへ浮上した。
(天候:雨のち曇り 気温:17.6℃ 風速:3.1m/s)
《グリーン=スティンプ:9 1/2フィート コンパクション:24mm》

 これが、女王のゴルフ。ムービングデーのこの日、山下美夢有が最終戦にふさわしいプレーを披露し、首位へ並んだ。1イーグル、4バーディー、1ボギーの67。象徴的な3シーンをクローズアップすると-。

《うまい》
 前日同様、前半でバーディーがなかなかこない。「ちょっとショットが安定していなかった。流れがよくない。だから、ひたすらガマン。だけど、9番で絶対、バーディーをとる作戦でした」と話した。その勝負ホールが到来。「ピン位置が手前だったから、バンカーへ入れた方がバーディーをとりやすい。ライも良かった。狙い通り」と振り返る。残り30ヤードの第3打を58度でピン1メートルへ。マネジメント通りのバーディーで、流れを引き寄せた。

《すごい》
 生命線はフェアウェイをキープし、パーオンを確実にするところだ。とはいえ、手手堅さだけでは優勝を集中にできない。パー5・11番、残り227ヤードの第2打で3Wを手にした。2オン狙い。きょうのベストショットが飛び出す。「イメージ通りでした。また、ボールがラッキーなところへ落ちて、うまく転がったと思います」。勢いに乗って、ピンから6メートルのイーグルパットを鮮やかに決めた。

《強い》
 パー3・16番でバーディー奪取。続く17番では、ため息が出るような、素晴らしい第2打をみせた。残り62ヤードを58度でピン50センチへ、ピタッとつける。連続バーディーでついに首位へ並んだ。


<Photo:Toru Hanai/Getty Images>

 今大会の目標は、もちろん有終の美である。そして、もうひとつ、開幕前から挑戦すると宣言した、日本人選手初の年間平均ストローク60台。この日、通算13アンダーとスコアを伸ばし、とりあえず必要だった通算12アンダーをクリアした。

 とはいえ、まったく満足した様子などなし。「優勝するには、あと4つは(スコアを)伸ばさなければいけない」と、一気に目の輝きが違ってきた。もちろん、これで良し−はない。ポイントは、英国遠征から帰国後のスイング調整だった。

 「スイングの状態があまりいいとはいえなかった。修正しながら、よりリズムを意識。トップでほんの少し、間をとる。終盤までプレーが安定しているのは、それが最大の要因です」と解説する。

 最終日、優勝を飾れば、年間賞金総額のレコードまで樹立する。15年、大きな話題になったイボミの記録を更新。年間女王のタイトルが確定したとはいうものの、記録、記憶にも残る最終戦となるか。文字通りのファイナルへ、新女王のプライドが燃え上がる。


<Photo:Toru Hanai/Getty Images>

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