心技体いずれも上り調子の大山志保。地元Vを目指す。

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI　UMKカントリークラブ（宮崎県）　

地元、宮崎市出身の大山志保。昨年の今大会は予選落ちを喫した。「たくさんの応援をいただいたのに、それを力にできなかった。プレッシャーというより実力がなかっただけ」と昨年を振り返った大山。「でも、それがいい勉強になった」と、その苦い経験は今年の糧になっている。

　今季は、第1戦が10位タイ、第2戦が12位タイとまずまずのスタートを切っているが、「スイングはまだしっくりこない」と内容にはまだ納得していない。しかし、現在パーオン率1位が示すように数字では結果が出ている。「掴めそうで掴めないけど、スイングは日に日に良くなっている」と、目指すスイング像に近づいているという実感はある。

　「今はゴルフが楽しい」と話す大山。スイングこそ理想像には達していないが、日々の進歩を感じているだけに心も充実している様子。昨年の経験を生かして、今年こそは地元に嬉しい報告を届けたい。