宮里藍、トークセッションで自身の経験を伝える－ブリヂストンレディス

＜写真提供：大会事務局＞

　JLPGAツアー2023シーズン第12戦『ブリヂストンレディスオープン』（賞金総額1億円、優勝賞金1800万円）が5月18-21日、愛知県豊田市・中京ゴルフ倶楽部 石野コース（6573ヤード/パー71）で開催される。16日は指定練習日。また、ブリヂストン・アスリート・アンバサダー宮里藍が次世代トークセッションへ登場。出場する若手プロ、ジュニアゴルファーとの対談を行った。

宮里藍コメント
――トークセッションを終えて。
　「毎年見る顔ぶれというか、私のジュニア大会にも参加してくれていた選手がプロになったり、アマチュアでもステップアップしてこういう大会に出られるようになったり、本当に経過を感じるというか、成長の段階に携われていることのほうが多いのですごく嬉しいという感情にもなりますし、選手からの質問の質がすごく高かったので、かなり集中して答えたつもりです」

――印象に残っている話は。
　「『毎回自分が優勝すると思ってプレーしていましたか』、『自分は上手い選手だと思いますか』など、同じ選手からの質問でしたが新しい視点というか面白かったです。（回答は-）モチベーションはすごく大事という話はしました。ただ、試合中にそこだけ集中してしまうと結果に気持ちが行き過ぎてプロセスが疎かになるので、プレー中にやっていることは分けた方が良いねと話しました」

――ジュニアの向上心や世界思考について
　「言語化できる選手がすごく増えてきているかなという感じがします。中学生でも高校生でも、自分のゴルフと向き合って、こういう時はどうしたらいいですかという質問の質がすごく高い。話していかないとできないことなので、周りの人との対話が多いように思います。海外の選手は自分のことをしっかりと説明できる選手がすごく多いので、そういう意味では目標の高さを感じます」