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2023.7.27

JLPGAと住友商事、ステップ・アップ・ツアー初の託児所開設

一ノ瀬 優希<Photo:JLPGA>

カストロールレディース 富士市原ゴルフクラブ(千葉県)第2日

 JLPGAと住友商事が共同で託児所を設置するプロジェクト「JLPGA Welcome Babies & Kids Project Supported by 住友商事」が、ステップ・アップ・ツアー会場に初めて開設された。今回利用した一ノ瀬優希、高島早百合に感想を聞いた。

一ノ瀬優希
――利用してみた感想

「朝、こどもを預けたときはかなり泣いてしまったので、ちょっと心配になりましたが、戻ってきたときにすごく笑顔で遊んでいたので、保育士の方々にすごく感謝しています。明日からも楽しんでくれそうなので良かったです」

――今回の取り組みについて
「ステップ・アップ・ツアー出場選手にもこどものいる選手が多いので、託児所を設置していただいて嬉しいです。こどもを預けられないために、試合に出場できずに悩んでいる選手もいると思います。ほかの試合でも設置していただければ、試合に出られる選択ができることになりますし、これからも続いてくれると本当に嬉しいです」

――今後、トーナメント会場に託児所が増えることで、子育ての状況やご自身の競技に対する向き合い方はどのように変わりそうですか
「私自身、こどもを預けられなくて試合に出られなかったことがありました。すぐに全試合とまでは難しいと思いますが、徐々に設置いただける試合が増えていくと嬉しいですし、すごく助かります」

――ママさんプロとして、これからの目標は
「いつも優勝を目指してプレーしているので、ママだからとかは考えず、出場した試合はこれからも優勝を目指して頑張ります」

高島 早百合<Photo:Masterpress/Getty Images>

高島早百合
――利用してみた感想
「息子は1歳2ヶ月で、今回初めて家族以外に預かってもらいました。もっと泣くかなと思いましたが、はじめだけぐずって、あとは一瞬で泣き止んだので、すごく助かりました」

――今回の取り組みについて
「クラブハウスに託児所があるのはすごく助かります。試合会場から離れた保育所等に預けるのは少し心配ですが、会場内にあると、例えばハーフターンに少し様子を見ることができたりするので、安心して預けることができました。
 これまでは家族の予定を調整して、休みを取ってもらっていましたが、今回は託児所があることが分かっていたので、そういう調整がいらなかったのも、大きなポイントの一つでした」

――今後、トーナメント会場に託児所が増えることで、子育ての状況やご自身の競技に対する向き合い方はどのように変わりそうですか
「私自身も競技との向き合い方や、こどもとの関係性についてもっと真剣に考える機会が増えていくと思います。託児所があるおかげで時間の調整もしやすくなり、より一層(試合に)真剣に取り組むことができるイメージがあります」

――もっとこんなことがあれば良いということはありますか
「すべての会場に託児所があるのは理想的ですが、(会場内の)外でも遊べたらいいかなと思います。例えば選手がスタートした後のグリーンで遊べるとか、せっかくゴルフの試合会場に託児所があるなら、こどもたちがゴルフに触れ合える機会、環境があってもいいのかなと思います。めちゃくちゃ助かりますし、ぜひやってほしいです」

――ママさんプロとして、これからの目標は
「今は自分のゴルフだけに集中できない環境ですが、まずは子育てを優先させながら、自分の時間を確保する方法を考えています。こどもたちが保育園に行けるようになったら、試合に出る機会も増えると思うので、子育ての落ち着いた時期に再び試合に出ることを目指して頑張りたいです」

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