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2024.5.25

政田夢乃、最終日は60台を目指して1打に集中

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

リゾートトラスト レディス 関西ゴルフ倶楽部(兵庫県)第3日

 昨年の最終プロテスト後、今大会が初のJLPGAツアー参戦となった政田夢乃。第3日は最終組の1つ前でのラウンドとなったが、それほど緊張はしなかったという。

 「小祝さくらさんと後藤未有さんと同組だったのも良かったですね」。小祝は同じ北海道出身でジュニア時代からよく知る旧知の仲であり、後藤はプライベートでも仲のいい同い年だ。パー3ホールなどで前が詰まると、余計なことを考えたりしがちだが、2人と会話をすることでリラックスできた。

 小祝によればジュニア時代からパッティングが上手だったらしいが、その本領を発揮したのは前半のパーパットだ。3メートル前後の距離を残したホールがいくつかあったが、ことごとく沈めていく。8番パー3でもアプローチがピンを4メートルぐらいオーバーしたが、カラーからの返しをきっちりと沈めて見せた。

 「今回、ハウスキャディーさんにお願いしていますが、私がラインを読むのに迷ったときでも、はっきりとアドバイスしてくれるので助かりました」。本大会、政田は主催者推薦で出場。決定したのが直前の19日だったこともあり、ハウスキャディーにお願いした。開催コースのグリーンはアンジュレーションが大きなワングリーンだけに、ラインを読むのは難しい。しかも、練習ラウンドは1ラウンドしかできなかった。芝目や傾斜をしっかりと把握しているハウスキャディーを味方につけたことは大正解だったといえる。


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 ルーキーながらデビュー戦で上位に食い込んでいる政田だが、単なるフロックではない。00年生まれで、同学年には、古江彩佳、西村優菜、吉田優利らがいるなか、中学、高校時代に一度ずつ個人戦で全国制覇を達成している。プロテストは5度目の挑戦で合格したが、それも手首などのケガがあったからだ。もっとも、合格できない間もコースマネジメントを研究し、攻め方のバリエーションを増やした。そういった努力があったからこそ、いきなりの参戦にも対応できたといえる。

 「最終日は60台を目指し、少しでも上位に行けるように頑張りたいです」。たとえ優勝できなくても、単独5位ならメルセデス・ランキングで90ポイントを加算できるため、第1回リランキングで9月第4週までのJLPGAツアー出場にぐっと近づく。3位以内ならさらに次戦のヨネックスレディスの出場権を得られる。また、今大会ではベストルーキー賞の副賞もあり、対象者で最上位なら賞金100万円もゲットできる。欲を言えばきりがないが、「まずは目の前の1打に集中することにベストを尽くします」と無欲で最終日に臨む。

(山西 英希)

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