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2015.6.15

ニチレイレディス 開催!

 2015年LPGAツアー第16戦『ニチレイレディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が6月19(金)から21日(日)まで、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,584ヤード/パー72)で開催される。

 主な出場選手はディフェンディングチャンピオンの申ジエ、前週の大会で今季2勝目を挙げた成田美寿々、賞金ランキング上位のイボミ、テレサ・ルー、菊地絵理香、上田桃子、笠りつ子、飯島茜、藤田光里、昨年賞金女王のアンソンジュなど、108名のプレーヤーがチャンピオンの座をかけて戦う。

 連覇を狙う申ジエ。「緑が多く、とても美しいコース。3日間の戦いは精神的にタフですけど、ホールとホールの間にコースが癒してくれる稀有なところです。ぜひ、今年もいいプレーを皆さんに披露して、優勝したい。私も期待している」。そう言葉に力を込めるのは、昨年はひとつだけ心残りがあるからだ。「実は、最終日の朝、絶対に優勝するつもりで念入りにお化粧をしました。自分でいうのもおかしいけど、とてもかわいくバッチリ、と思ったけど、あいにくの雨…。化粧が落ちてしまった。それだけが残念」と笑顔で振り返った。

 そんなリップサービスをしてくれたのは、コース攻略に絶対の自信をもっているからだろう。「グリーンが小さい。アイアンの精度がモノをいいます。それから、忘れてはならないのが、ゴルフの基本である"グリーンは手前から攻めること"を、より徹底すること。グリーンの奥へ外すと、思わぬ大叩きが待っている」と話した。

 一方、競技ディレクター・江間陽子は、「アウトとイン。それぞれに表情が変わる印象的なコースです。アウトはトリッキーでアップダウンがあり、インは一転、フラットな林間コース。2グリーンで、個々は前後約25ヤードと小さ目です」。それだけに、申のコメント同様、アイアンショットを攻略のポイントのひとつとしたが、実はそれだけではない。「梅雨時ということもあり、芝がとても元気。また、昨年はラフを80ミリに設定していましたけど、今年は80-100ミリ。ホールによって若干違うと思うけど、例年より伸ばしています。だから、ティーショットでフェアウェイをキープするのが大事。加えて、グリーンを外した時の対応を、きっちり行わなければならない。アプローチの得意な選手が活躍しそうですね」と解説した。

 大きなカギを握るのは、やはり16番。「昨年までの大会でも連日、最も選手が攻略に苦労した」という難ホール。グリーン手前に大木があり、たとえボールがフェアウェイにあっても、すんなりとグリーンを狙えない。ここでは多少のラフは覚悟して、左から攻めることがポイント」と分析する。そして、12、13番も難易度が高く、この3ホールをうまく切り抜け、「絶対にバーディーが欲しいホールの1、10、18番で、スコアを確実に上積みする」勝者の条件は今年、さらにハードルが高くなった。

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