山下美夢有が首位浮上「全体的に良かった」

＜Photo：R&A＞

米女子ツアーのメジャー最終戦『AIG女子オープン』（賞金総額975万ドル（約14億6,250万円）、優勝賞金146万2,500ドル（約2億1,937万円））大会第2日が8月1日、英・ロイヤルポースコールGC（6,743ヤード/パー72）で行われた。1打差3位からスタートした山下美夢有がこの日のベストスコアとなる65をマークし、通算11アンダーで首位に浮上した。

竹田麗央は69で回り、通算8アンダーで2位と好位置をキープ。畑岡奈紗は通算2アンダーで91位タイから10位タイへ順位を上げた。勝みなみ、岩井明愛、古江彩佳、吉田優利、西郷真央、岩井千怜は通算1オーバー、35位タイで予選を通過した。

通算2オーバー、53位タイまでの71人が決勝ラウンド進出を決めた。

【主な成績】
1（-11）  山下美夢有
2（- 8）　竹田麗央
T10（- 2）　畑岡奈紗
T35（+1）　勝みなみ、岩井明愛、古江彩佳、吉田優利、西郷真央、岩井千怜
T53（+2）　劉 依一

＜Photo：Luke Walker/Getty Images＞

山下 美夢有（-11：1位）

――今日のラウンドは
「全体的に良かったです。ティーショットがすごく安定していたので、フェアウェイから打つことができていたし、本当に安定したゴルフができていました。

後半に入ってから、パーオンする率も前半に比べて少なかったけれど、1.5メートルくらいのパーパットが16、17番と入れられた。そこが大きかったと思います。

風が強く、ショットも大事ですけど、番手選びや、ターゲットを狙う方向とか、そういうのが大事になる。今まで練習してきたイメージを意識しながらプレーしていました。

きのうに比べて風もなかったので、グリーンの縦の距離もあっていました。風が強くなってきたのは、14番くらいから。その辺からは少し難しくなったと感じました」

――第2日を終わってこのスコアと順位
「想定のスコアは気にしていません。1試合1試合上位で戦えるようにいつも考えていますし、1日をどうするかを考えてプレーしていました。結果、スコアと順位がついていってくれたのは良かったです」

――トップについて
「きょうはきょうでよかったと思いますし、あすは風も強くなるでしょう。あすはまたスコア伸ばせるように頑張りたいです。

1日の中で気温が変わるので、なるべく体を冷やさないようにしていました。キャディーとマネジメントもうまくできている。一人ではなくてキャディーに頼ることも多いし、信頼関係で挑めているのは心強いと思っています」

――明日は
「あすまでは時間ありますが、この後は少し休憩して、ランチを食べて、父が来ているので改善するところを調整していきたいと思っています。父からはスイングは悪くないと言われています。あとはリズムを崩さないように、風もあるので、同じリズムで回れるようにするのかが大事だと意識しています」