アマチュアの後藤あい　首位で最終日へ

後藤あい＜Photo：JLPGA＞

JLPGAステップ・アップ・ツアー2025シーズン第16戦『Sky レディスABC杯』（賞金総額4,000万円、優勝賞金720万円）大会第3日が10月9日、兵庫県加東市、ABCゴルフ倶楽部（6,675ヤード/パー72）で行われた。強風が吹くタフなコンディションの中、アマチュアの後藤あいが通算5アンダーで首位へ浮上した。1打差の通算4アンダー、2位は武尾咲希。通算3アンダー、3位に東浩子が続き最終日の逆転を狙う。

後藤 あい（1位：-5）※アマチュア、地元兵庫県出身
「最後はバーディーパットを決めきれず、何をしてるんだ－という感じです。微妙な距離のパーパットがいくつかあったのですが、ほぼ決められてスコアを崩さなかったのが良かったです。プロの試合（JLPGAツアー、ステップ・アップ・ツアー）で最終日最終組は初めてのことですが、優勝はあまり意識せずにいきたい。満足のいくプレーができていないので、スコアを伸ばしたい気持ちの方が大きいです。ボギーを打たないように、60台で上がれたら」

武尾咲希＜Photo：JLPGA＞

武尾 咲希（2位：-4）
「短いパーパットを2回外してしまったのと、ウェッジを使ってチャンスを作れなかったのが、きょうの反省点です。今週はバースデーウィークなので、きっとラッキーなことが起きると思ってポジティブに。あすは久しぶりの最終組、めぐってきたチャンスなので頑張りたいです。ずっとファンの方も優勝を待っててくれているので、あすがそういう一日になってくれれば」

仲宗根澄香＜Photo：JLPGA＞

仲宗根 澄香（4位タイ：-2）※Ｓｋｙ株式会社所属
「きょうは楽にパーを取れるところがあまりなかったですけど、集中力を切らさずにプレーできたので、感覚的にはいいですね。きのうの夜から、ピンの位置と風向きをイメージして、行動目標を決めながらプレーしたので、迷うことが少なかったです。作戦としては大成功。ホステス優勝したい気持ちが強すぎるので、そこを少し抑えて。自分ができることを一生懸命頑張りたいです」

保坂真由＜Photo：JLPGA＞

保坂 真由（4位タイ：-2）
「きょうは風が強くて難しかったんですけど、耐えるところは耐えて、バーディーチャンスも決められたので良かったです。今年は予選落ちが多くて、パッティングでミスしてしまうことが多かった。決勝ラウンドで戦うことが少なかったので、あすは思いきってプレーできたらいいなと思います」