2026.5.16
タイのS・サンティワットタナポンが今大会初制覇
<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
JLPGAステップ・アップ・ツアー2026シーズン第4戦『CTBCレディスオープン』(賞金総額5,000万円、優勝賞金900万円)大会最終日が5月16日、台湾桃園市・The Orient Golf & Country Club(6,567ヤード/パー72)で行われ、タイのシャーマン・サンティワットタナポンが通算3オーバーで大会初優勝を飾った。1打差の通算4オーバー、2位に吉本ここね。通算5オーバー、3位タイに篠崎愛、藤田かれん、野澤真央ら6人が入った。
強風、硬いグリーン、難しいピンポジションという条件がそろい、アンダーパーをマークした選手が皆無だった最終日、我慢比べを制したのはタイの29歳、シャーマン・サンティワットタナポンだ。首位と4打差の通算1オーバーでスタートしたこの日、前半のハーフを1アンダーでターン。後半の10番でもバーディーを奪い、ついに首位に立つ。しかし、思わぬ落とし穴が待ち受けていた。なんと12番からボギー、ボギー、ダブルボギーと一気にスコアを4つ落とし、首位の座を明け渡すことになったのだ。
「自分の順位を知らずにプレーしていましたが、正直この3ホールの大叩きで優勝はないなと思っていました」。元々、スタート前から優勝を狙っていたわけではない。体調不良だったこともあり、とにかく18ホールを完走することだけを考えていた。そのため、14番を終えたときも気持ちが切れることはなく、目の前の1打に集中することしか考えていなかった。強風に対しても、いいスイングをすることだけを心がけたという。
15番からはパーを重ねたシャーマンだが、最終18番のグリーン上でリーダーボードを見たとき、思わず自分の目を疑う。ほかの選手がスコアを落としたこともあり、自分の名前が一番上に刻まれていたのだ。ただ、目の前には1.5メートルのパーパットが残っている。しかも下りのラインだ。「これを決めなければいけないと思った途端、手がすごく震えてきました」。いきなりウイニングパットを打つことになったが、慎重にラインを読み、ゆっくりとしたリズムでストロークするとボールはカップの中へ。後続の組がスコアを伸ばさなかったため、最終的に通算3オーバーで今大会初優勝を飾った。

<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
18歳だった14年にプロ転向し、翌年からは米女子ツアーの下部ツアーを主戦場とする。17年から3年間は米女子ツアーで戦い、経験値を上げてきた。現在は再び米女子下部ツアーで戦っているが、今大会を制したことで、9月のソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会の出場権と11月のJLPGA最終プロテストの受験資格が与えられた。
「仲のいいP.サイパンさんからJLPGAトーナメントに出場しなよと言われていたので、ソニー 日本女子プロ選手権にはぜひ出場したいです。最終プロテストも絶対に受けたいです」と、JLPGAトーナメントに対する興味はかなり大きいようだ。
将来的な目標を聞かれると、「人生を楽しむことです」と即答したシャーマン。最終プロテストを終えた3日後には30歳の誕生日を迎えるが、新たな人生の門出を迎えるためにも、それまでにしっかりと腕を磨いておくつもりだ。
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