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2015.7.24

今季初Vを狙うアンソンジュが絶好のスタート!

 2015年LPGAツアー第19戦『センチュリー21レディスゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が、7月24日、静岡県伊豆の国市の伊豆大仁カントリークラブ(6,531ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目、圧巻のプレーを披露したのは、昨年の賞金女王、アンソンジュ(韓国)。8アンダー、64のトーナメントコースレコードで首位に立った。1打差の2位は7アンダーの菊地絵理香。6アンダーで東浩子が続いている。(天候:晴れ 気温:30.1℃ 風速:1.4メートル)

 気温上昇、調子も上昇。アンソンジュが久々に、自身のモヤモヤを吹き飛ばすようなプレーを披露した。「ショートアイアンが特に良かった」と満面の笑み。持病の手首痛に加え、今年は首痛にも悩まされ、今季はまだ未勝利だが、「暑くなったら、筋肉がよくほぐれる。ほとんど気にならなくなりました」という。一方で、技術面ではパッティングに不安があった。「つらかったです。ラインを読むことまでうまくいかない」。パッティングの名手は、きっと自分が許せなかったに違いない。それだけに、今週は開幕前、パッティングだけを集中して特訓を行っている。ポイントはとてもシンプルだ。「目標を設定して、狙った所にストロークできるかです」と話し、「第1日はそれを実践したら、うまくいった」。

 加えて、前週から夫でプロゴルファーのキムソンホさんが、キャディーをつとめている。「ショットのアドバイスを的確にしてくれるから助かります。ただ、パー5になると、ラフでも3番ウッドを手渡すことが、ちょっと…。私は女性です。男性とは違って、それほどパワーがない。12番もそんなことで、ちょっとしたけんかになった。1ホールで仲直りしましたが」と舞台裏を明かしたのは、それだけ調子がいい証だ。

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