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2026.7.12

8年256日ぶりのV 永井花奈レコードで圧勝

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

JLPGAツアー2026シーズン第18戦『ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)大会最終日が7月12日、北海道札幌市・真駒内カントリークラブ 空沼コース(6,700ヤード/パー72)で行われ、首位スタートの永井花奈が大会レコード(真駒内/空沼)の通算19アンダーで、8年256日ぶりの優勝を飾った。3打差の通算16アンダー、2位はホステスプロの阿部未悠。青木瀬令奈、仲宗根澄香が通算15アンダーの3位タイだった。

プロゴルファーにとってもっとも難しい-といわれる通算2勝目。永井花奈が8年256日のブランクを経て、ついにJLPGAツアー2勝目を達成した。

「最高です。1勝してから、まさか2勝目がこんなに時間がかかるなんて思ってもいなかった。長いといえば長いけど、足りないことがたくさんありました」。

プロ11年目でつかんだ優勝はとてつもない強さを秘めていた。しかも大会レコードを更新。サンデーバックナインのプレーは勝ち方を知っている、ともいえそうな圧巻の内容である。勝負の流れをつかんだのは10番。3メートルのバーディーが決まった。

「ハーフターンの時、(目標の)20アンダー乗せるには、そろそろ…。後半のスタートで流れに乗らないとまずい」。気合を入れ直してスタートした。さらに、「せっかく流れがきた。11番も強気で…」と、連続バーディー奪取で前半とは一変した積極策に出る。

キャリアを重ねながら、この時を待っていたかのような印象を受けた。前週はプレーオフで敗れる惜敗。「これで勝てなかったら、負け癖ではないけど、そういうものがついてしまう」と発奮材料にしている。今回は静かな闘志を燃やし続け、状況に応じて小さな変化を見逃さない修正力を発揮した。

「緊張すると、グリッププレッシャーが強くなり、ミスにつながる。きのうの17番などの反省を生かし、丁寧にプレーをした」。客観的に対処できることが、初優勝とは大きく違うところだ。

「こわいもの知らず。勢いを味方にするというより、すべての面でパワーアップしているなぁと思った」と、改めて語った。

3打差で迎えた難しい18番も、「第1打、フェアウェイをキープすることだけに全集中です」と力を込め、この8年256日を振り返った。


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

「2勝できたら、やめてもいいと考えた。そのぐらい勝ちたかった。というのも自分のためというより、応援してくださる方がたくさんいてくれたからです」と、胸をなでおろした。

2週後には自身初の海外メジャー挑戦が待っている。「この年齢で急成長することはないと思う。以前は練習で100%できることも、試合では40%ぐらいしか出せない。そういう時がありました。でも、今は100%に近いものを試合で発揮できている。自分でもびっくりしています」。

可能性は無限大だ。続けて、「最初で最後の海外メジャーになるかもしれない。しかし、ポジティブにとらえ、お祝いムードではなく精いっぱいプレーする」とひと言を加える。

生涯出場367試合目で得たプロの矜持は、これからを一層、明るいものに変化させた。

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

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