1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 帰ってきたVの使者 鈴木愛は仕上がり100点

2015.9.9

帰ってきたVの使者 鈴木愛は仕上がり100点

 2015年LPGAツアー公式戦『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が9月10日、長崎県長崎市のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(6,735ヤード/パー72)で開幕する。9日はプロアマトーナメント、記者会見が行われた。


 ディフェンディングチャンピオンとして、今大会へ臨む鈴木愛。「1年前を思い出す。1年間はアッという間でした」と口を開いた。狙うのは、もちろん、連覇だ。もちろん、できる限りの準備は行ってきた。すでに5ラウンドを消化。きっちりと今大会へ調子を合わせてきただけに、「ショット、パッティングともに100点に近いぐらい」と自信満々に答えている。そして、「10アンダーに行けば、優勝へ限りなく近づくでしょう」とも。もちろん、注意すべきは全ホールだが、「インコースでしっかりとリズムをつくりたい。アウトコースは、とても難しいから…。でも、インは距離が長い。ドライバーショットで、フェアウェイをキープすることが大事ですね」。そうはいっても、やはり勝負はパッティングだろう。

 うれしい出来事もあった。昨年の大会を制した思い出のパターが戻ってきた。うっかりして、5月の『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』の試合会場に、「ずっと置いたまま…」。8日、それが手元に届いた。「自分の思ったようにボールが転がってくれる。今回のような難しいグリーンに合うと思う」と満面の笑みで打ち明けている。

 ところで、ディフェンディングチャンピオンの特権といえば、ポスターに大きく写真が使用されることだろう。今回、大きく目を引くのは鈴木のショットだ。「身が引き締まります。あのカットは最終日、17番の第2打ですね」。記憶力は抜群だ。今大会、勝負を左右する、ベストショットはどこで飛び出すか-。


このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索