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2015.10.2

2日目のプレーは穏やかに ユソヨンが単独首位で折り返す

<写真:Atsushi Tomura/Getty Images>

 日本ゴルフ協会(JGA)主催の2015年度LPGAツアー公式戦『日本女子オープンゴルフ選手権競技』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)の大会2日目が、10月2日(金)、石川県加賀市の片山津ゴルフ倶楽部白山コース(6,613ヤード/パー72)で行われた。

 ユソヨンが、3バーディー、3ボギーで通算4アンダー、単独首位をキープして4日間の戦いを折り返した。1打差の通算3アンダー、2位には柏原明日架、さらに1打差の3位には香妻琴乃がつけている。予選通過者は通算7オーバーまでの61名。ディフェンディングチャンピオンのテレサ・ルーは、通算9オーバーで予選落ちとなった。(天候:晴れ、気温:21.3℃、風速:1.6メートル)

 連日好スコアは出ないのが、ゴルフの不思議なところで面白いところ。2週間の休養を挟み、荒天の中臨んだ初日は、4アンダーの好スコア。打って変わって、穏やかな晴天のもとプレーをしたこの日は、結局スコアを一つも伸ばすことが出来なかった。それでも簡単に崩れないのがトップランカーの証だろう。世界ランキング4位のユソヨンが、しっかり単独首位をキープして、4日間の戦いを折り返した。

 「2週間休んだので、今日は案の定ショットが良くなかった」と、試合前の不安が的中した形の今日のゴルフ。しかし「あきらめずオーバーパーにしないようにやってきたのが、イーブンパーにつながりました」と語る表情は明るい。ゴルフというものが、まさに山あり谷ありだということを良く心得ているからだろう。「明日からピンポジションが難しくなってくると思うので、バーディーよりもボギーをしないようなプレーを心がけたい」とナショナルオープンの戦い方ももちろん熟知している。「何を修正したらいいかはつかんでいる」と不敵に語るその表情には、明らかに自信が漲っていた。

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