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2015.10.8

ホステスの責任を痛感。金田久美子は1打集中

スタンレーレディスゴルフトーナメント 東名カントリークラブ(静岡県)

 プロは成績が全て。来季のシード権を確定させている金田久美子にとって、今大会はきっちりと、結果を残さなければならない大舞台だ。ホステスプロとしての責任を誰よりも感じている。「2カ月前に練習ラウンドを行いました。もちろん、今回のために。去年は所属だし、頑張りたいという気持ちが強かった半面、調子がいまひとつだったから、緊張でガチガチになってしまった」という。加えて、コースとの相性があまり良くないことも、負の気持ちを抱かせる要因。「ゆるやかな傾斜で上がっているから、左足上がりのライが多い。それが苦手意識の原因です」と話した。

 そうはいっても、「苦手」のひとことで切り捨てず、できる限りの準備をして臨むのはプロの鑑。今回を克服すれば次のステージへ上がることができる。「来年の賞金シードが大丈夫になってから、最終戦の『LPGAチャンピオンシップリコーカップ』へ出場したい、と目標を立てている。それには、とにかく稼ぐこと。コンスタントに賞金を上積みしたいという欲が出て、最近はスコアになっていない、と反省をしました。振り返ってみると、スコアがいい時は、パッティングがとても良かった。だから、今週は予選通過や何位に入ろうなんて思わない。目の前の1打に集中します」。

 先週は、念願の福井県立恐竜博物館を訪れ、太古の昔に思いをはせた。「あんな大きな生き物が、地上にいたなんて信じられますか?」と、こちらの話題には一転、大興奮の金田。今週は約10万年前に誕生した富士山の麓で、いったい何を思う。


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