1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 藤本麻子、原点回帰の首位発進!

2015.10.9

藤本麻子、原点回帰の首位発進!

<写真:Masterpress/Getty Images>

 2015年LPGAツアー第30戦『
スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)が10月9日、静岡県裾野市・東名カントリークラブ(6,583ヤード/パー72)で開幕した。第1日、藤本麻子が6バーディー、ノーボギーの66をマーク。6アンダーで首位に立った。1打差の5アンダー、2位タイは若林舞衣子、イボミ(韓国)。4アンダー、4位タイに木戸愛、大山志保がつけている。(天候:晴れ 気温:23.5度 風速:2.6メートル)

 何かが違う。インタビュールームに座った瞬間、藤本麻子はただならぬオーラを感じさせていた。「やっぱり、コースのワンショット、ワンショットは自信になります。改めて、結果は後からついてくるものだと感じました」と、力を込めて語っている。というのは、こんな裏事情が-。「先週からショットとパッティングの調子が良くなかった。プレー中も、気持ちが悪いというか、集中できない。そこで、今週の6、7日の練習日は、ラウンドをやめて朝からドライビングレンジで打ち込みました」という。

 午前7時過ぎから、取り組んだメニューはシンプルだった。「これからの終盤戦を、どうやって戦っていこうか、と考えたら、やっぱり擦り球の不安を取り除くのが最良です。ボールをしっかりとつかまえ、狙いを決めて、そのポイントへ運ぶ。極端にいうと、球筋がただのスライスで、フェードになっていない。ドライバーとショートアイアンを特に練習した」。客観的なデータを収集するため、弾道計測器も使用し、「フェースが開いてボールに当たっていることもわかった。自分の感覚で何となく、そうかなぁ、と思っていたけど、やっぱりデータが出てくると、違います。気が付いたら、バッテリーが切れるまでやっていました」。

 藤本は今シーズン、これが、3度目の首位発進。過去2回はいずれも優勝へは届かなかった。「結果にかかわらず、すべてが勉強です。きょうのラウンドでだいぶ自信がついてきた。練習が間違っていなかったこともわかって、とてもうれしい。でも、それを持続させていかないと・・・。あすがとても大切です」。3度目の正直へ向け、第2日はまぎれもないムービングデーとなる。


このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索