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2015.11.27

長尺で一変! 吉田弓美子が首位へ浮上

<写真:Chung Sung-Jun/Getty Images>

 2015年LPGAツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』(賞金総額1億円、優勝賞金2,500万円)の大会2日目が11月27日、宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブ(6,448ヤード/パー72)で行われた。寒気に加え、西からの強風が各選手を悩ませる。そんなタフな状況にも関わらず、66の驚異的なスコアをマークしたのが吉田弓美子。通算3アンダーで申ジエ(韓国)とともに首位に立った。1打差の通算2アンダー、3位は地元の大ギャラリーの大声援を受け、調子が上がってきた大山志保。通算1アンダー、4位タイに成田美寿々、原江里菜が続いている。(天候:晴れ、気温:12.6℃、風速:6.2m/s)

 素晴らしい相棒に、惜別を-。吉田弓美子が8バーディー、2ボギーという別次元ともいえそうなプレーを披露した。66で首位へ浮上。ツアー最終戦というだけではなく、過去4勝をあげた長尺パターに感謝の気持ちを込めて、という信念が爆発的なスコアの源だった。2016年から、アンカリングが禁止されるのは決定事項。となると、慣れ親しんだ長尺は使用できない。吉田もそれを考え、今シーズンの開幕戦から通常の長さのパターにスイッチ。

 ところが、『伊藤園レディスゴルフトーナメント』で突然、これまでなかったようなパッティングの不調に襲われた。困った時は原点に戻る。前週の『大王製紙エリエールレディスオープン』から封印した長尺を復活させている。「手になじんでいるというか、しっくりきた」。今大会でもそれを継続し、驚異的なパフォーマンスを披露した。この日、会心のパッティングは15番。「3.5メートルを決めたナイスパーです。悔いが残らないよう、精いっぱいプレーします」と誓った。

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