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2016.5.26

相性抜群の広島のコースで小林咲里奈がステップ・アップ・ツアー初優勝!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第4戦『ダイクレレディースカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の最終日が、広島県呉市の呉カントリークラブ(6,280ヤード/パー72)で開催された。大会最終日は、最終ホールまでもつれる展開となったが、通算8アンダーでフィニッシュした小林咲里奈がステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った。1打差の2位に井芹美保子、さらに1打差の3位タイグループには、佐々木慶子、池内絵梨藻、永井奈都が入った。(天候:曇り 気温:23.5℃ 風速:3.1m/s)

 「勝ったんだー。まだ実感が全然わかないし、ホントに勝ったの? って感じ。実感がないってこういう事なんですね」と驚きを隠せない表情で話し始めた小林咲里奈。4番でボギーを先行させたが「ここは好きなホールじゃないからしょうがない」と割り切り、続く5番で3打目を1mに付けバーディーを奪うと、6番では10mを沈めて連続バーディー。8番でも「同組のお二人が先に5~6mを入れたので、私もいれないと」と2mを沈め、この日3つ目のバーディーを奪うと、通算7アンダーで前半を折り返した。

 「同じ組にトップがいたので、戦いやすかったし、後半は今週のテーマ“攻め過ぎず、守り過ぎず、焦らず”を思い出しプレーしました。11番や12番などことごとくカップに嫌われて、入らなかったけど、13番のチップインパーが大きかったです」。ティーショットを左に引っ掛け、2打目もグリーンに乗らなかったが、11mのアプローチを見事に沈め、嫌な流れを断ち切った。続く14番では2mを沈め、通算8アンダーまでスコアを伸ばした。18番ではティーショットを右のバンカーに入れ、セカンドもグリーンオンしなかったが、最後は6mの軽いフックラインを沈め、ステップ・アップ・ツアー初優勝を決めた。

 「練習ラウンドでパットを転がした時から、大好きな速さで不安は一切なかった。広島は、一昨年の『エディオンレディースカップ』、『中国新聞ちゅーピーレディースカップ』で上位に入り、いい印象しかなかった。だから、今回は優勝を狙っていました。好きな色はブルーだけど、今日はカープカラーでまとめました(笑)。優勝副賞で頂いたカープ米を食べてレギュラーツアーでも頑張ります!」と、翌々週の『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』から出場権を獲得した4試合のレギュラーツアーに挑戦する。


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