2015.11.18
ダブルホームのプレッシャー 酒井美紀は万全の準備を
<写真:Chung Sung-Jun/Getty Images>
大王製紙エリエールレディスオープン 五浦庭園カントリークラブ(福島県)
今大会、知りすぎたプロといえば、福島・いわき市出身の酒井美紀だ。2012年から、シーズンオフは今回の五浦庭園カントリークラブでラウンドなどを行っている。Wホーム。そういっても過言ではない。「もちろん、楽しみです」と意味深長な笑みを浮かべ、こんな言葉を付け加えた。「いろいろな意味で、コースを知っている。だから逆に難しく感じますね。だから、最低でも4日間、プレーすることを目標にしましょう」。いつも控えめな酒井が、さらに控えめに。そうはいっても、調子は上昇カーブを描いている。「課題のパッティングが思うようにストロークできるようになりました。あとは、入るだけです。ウフフ…」。
万全の準備をしてきたのは、2012年大会と同じ轍を踏まない覚悟の証だ。「自宅からコースヘは車で約30分。あの時は久々に家へ帰って、すっかりのんびりくつろいでしまいました。ひとつのルーティンというか、やっぱりホテルから試合へ出かけていかないと、戦闘モードへ入らない。だから、今回はホテルから通います」と話した。ところが、もうひとつ避けては通れないことがあった。地元Vを期待する大応援団。「前回は、そのプレッシャーに負けてしまった」と猛省しているが、各ホールを埋め尽くす人は全て、酒井がお目当てなのだ。「気負わないよう、楽しみながらプレーします。それが一番でしょう」。3年間の進化をどう表すか。大いに注目してみたい。
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