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2016.3.5

藤田さいき 30歳で超変革『すべてを変えた』

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県) 3日目

 30歳からの再スタート。2016年、藤田さいきは大きな転機を迎えた。その手始めが登録名を、ひらがなで『さいき』に変えたことだろう。「去年まで漢字で幸希でした。でも、こうき、ゆきなどと呼ばれることはあっても、さいきと呼んでくれる方は、まずいません。そのたびに訂正するのは、ちょっと…。元々、3文字の名前にあこがれもあったし、思い切って変えてみました」。そして、クラブをフリーに。「自分でいうのもおかしいけど、去年まではクラブに神経質すぎたと思う。顔にこだわったりして…。で、自分がやさしく使うため、フリーにしたわけです。ざっとインターネットなどで調べ、直感を大切にしました。ウェッジは今週に入って、一発打ったらいいと感じたものを使っています。つまり、ヘタなアプローチをカバーしてくれるものなら、何でもいい、と思えるようになった」と明かした。

 14本のクラブは6メーカーにも及ぶ。他にも、パッティングのグリップを10年ぶりにクロスハンドから、順手に変更。メンタル面も大きく変えているという。「いい意味で鈍感になろうと思う。たとえば、プレー中、携帯電話の呼び出し音が鳴ったりしたら、ものすごく気になっていた。でも、そういうことって、いくら怒ったりしても状況は変わらない。20代までは難しかったけど、30歳になって意識は変えられると思った」。ちなみに、優勝争いなどでも、「何も意識しないことを意識する」と話した。

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