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2016.3.13

命運を分けたプレーオフ 柏原、飯島『次は!』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県) 最終日

 勝負は時の運。プレーオフを戦った3人へ次々と好機が訪れる。プロ初優勝を狙った柏原明日架は、1ホール目に絶好のバーディーチャンスを迎えた。「下りでラインを出すイメージ。カップの左内側を狙ったけど、ボールがそのまま抜けてしまった。緊張していたのかなぁ。負けたことは確かに悔しい。でも、勉強になった」。淡々と振り返った。そうはいっても、プロ2シーズン目の飛躍を十分にアピールしたことは確かだろう。「完ぺきな状態ではなかった。それでも、上位へいける。コースマネジメント、プレーの組み立て、ピンの狙い方を工夫することを改めて学びました」といい、「きょうは、目の前の1打に集中することができたと思う」と前を向いた。

 一方、飯島茜も1ホール目、2メートルのバーディーチャンスが。「入った、と思ったけど、カップに蹴られました。ストロークをミスしたわけではないし、ああいうところが運ですね」と苦笑している。昨年は第3戦の『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』で、全美貞と1時間47分というプレーオフを制した。これでプレーオフは通算3勝2敗に。「惜しかったけど、ボミが、すごいパッティングを入れたから仕方がないです。私もプレーオフに集中できたし、今年の2戦目でいいゴルフができたから、来週は頑張ります」と話した。というのも、次戦はディフェンディングチャンピオンというだけでなく、自身がツアー初優勝を飾った、鹿児島高牧カントリークラブが舞台になるからだ。

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