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2016.5.4

絶好のコンディション トンプソンの技にも注目!

 2016年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)が5月5日、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部東コース(6,605ヤード/パー72)で開幕する。前日の4日はプロアマトーナメント、LPGA公式会見が行われた。

 LPGA会長・小林浩美がタイコ判を押している。「きょうのプロアマ戦でプレーした感想は、コンディションがすごくいい。ラフがとてもいい感じで伸びているので、ショットの良し悪しが、てきめんに現れる。もちろん、グリーンの状態はいうことがありません。選手の力がストレートでスコアに反映すると思います。まさに、ザ・公式戦といった舞台設定。素晴らしい戦いが期待できる」と胸を張った。

 また、今大会だけではなく、より感じるのは熊本地震以降の選手の変化だ。実際に地震を体験した選手92人が出場する。「うまく表現できないけど、熊本以降、何かが違う。特別な気持ちを持って戦っている、そんな気がします」。加えて、リオデジャネイロ五輪出場を狙う選手にとって、獲得ポイントが通常よりは高くなる今回は、是が非でも勝ちたい。それだけに、「公式戦はみんなが勝ちたいでしょう。だから、這いつくばってでも勝つ-そんな姿も見たい」と話した。

 そして、「ぜひ、ナマのプレーを見てほしい」とアピールしたのは、世界ランク3位のレキシー・トンプソン。「一緒にプレーをして、男子なみの技術力には驚かされた。飛距離が出る女子プロは数多くいる。でも、21歳の若さでテクニックがすごい。ゴルフファンなら、ぜひ見て、世界を感じてほしい」と解説。なるほど、この日は10番で、315ヤードのビッグドライブを放ち、見るもののド肝を抜いた。フィジカル担当は、アイスホッケーのコーチだという。「スティックの動きと、クラブには互換性がある」そうだ。どんな伝説が誕生するか。茨城ゴルフ倶楽部はかつてない熱気に包まれている。


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