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2016.5.20

最終日はアリスになる 川満陽香理の決意

<Photo:Masterpress/Getty Images>

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)1日目

 ターゲットは、副賞のディズニー・オン・アイスだった。狙った獲物は逃さないのはプロの証、とばかりに川満陽香理が言葉を弾ませる。「まだ、第1日が終わったばかり。優勝などは全く考えていない」といいながら、「優勝といってしまうと、プレッシャーがかかる。でも、副賞を-と考えるだけで気持ちが楽になるし、よしっ、やろう、という元気がわいてきます」と話した。この日は、5バーディー、ノーボギーと素晴らしいプレーを披露。17、5番で訪れたピンチも、きっちりとしのいだ。「きょうはラインをしっかり読めたし、パッティングが良かった。おかげでストレスを感じずにプレーできましたね」という。

 前週まで振り遅れ気味だったドライバーショットが、シャフトを0.5インチ伸ばしたことで解消。薫風の季節のような、さわやかな笑みを浮かべる。「考えすぎると、うまくいったためしがない。優勝を意識するのは、最終日にいいポジションにいたらということにしましょう。それまでは楽しいことを考える」。川満はディズニーファン。不思議の国のアリスがご贔屓だ。一昨年は、通称・穴井組と呼ばれるプロ仲間10人で、ディズニーランドで忘年会を行った。そして、昨年は今大会で優勝した吉田弓美子が獲得した副賞のおすそ分けで、冒頭のディズニー・オン・アイスを鑑賞。「生まれて初めて、スケートリンクに行きました。ものすごくきれいで、キャラクターの完成度は完ぺき。ブレードエッジのシャーという音を聴いただけでも大感激です」と語っている。

 音と聞いてゴルフファンがイメージするのは、やはりウィニングパットの瞬間だ。川満が掲げる今季の目標は、「優勝すること」。その感激は、きっとディズニーの何十倍、いや何百倍!?

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