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2016.5.27

抜群の相性! 復調の手応え! 全美貞が首位発進

<Photo:Arrow Press/Getty Images>

 2016年LPGAツアー第12戦『リゾートトラスト レディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)が5月27日、徳島県鳴門市・グランディ鳴門ゴルフクラブ36(6,524ヤード/パー72)で開幕した。第1日は、荒天の前日と一変したコンディション。大混戦ムードになった。トーナメントコースレコードタイの67をマークした全美貞が5アンダーで首位。1打差の4アンダー、2位タイはP・チュティチャイ、成田美寿々、菊地絵理香、森田遥がつけた。(天候:晴れ 気温:26.0℃ 風速:4.6m/s)

 3年の沈黙。全美貞は、何度も何度も自身へ問いかけた。過去22勝。しかし、23勝目が遠い。2013年『ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ』以来優勝から見放されてしまった。「故障や、いろいろなことが…。だけど、何度も勝てるチャンスがありました。いろいろ考えたら、運がない。優勝した時は、何で入ったの? と感じるようなロングパットが決まったりする。残念なことにここ数年、私はそんなことがありません。運がないから、もう実力で頑張るだけですよ」。うれしいはずの首位発進にも、なぜか半信半疑の様子だ。しかし、5月を迎え、グンと調子が上がっている。ドライバーの飛距離が約15ヤード伸び、アイアンショットにも切れ味が増した。とはいえ、この日も「あと2つ、いや3つはスコアを上積みできたと思う」とも。

 ゆったりとしたスイングから、インパクトの瞬間、パワーを全開にする。全が追い求めているのは、「男子プロのようなスイングがしたい」。改造も最終段階に入ってきた。それだけに、欲しいのはやはり証明だろう。優勝を飾ればモヤモヤが一気に吹き飛ぶ。今大会は、過去3勝。抜群の相性を誇る。コースが変わっても、「リゾートトラストさんと私は、とても素晴らしい関係。開催コースが違っても、レイアウトの雰囲気など共通点が多い」と分析。当コースは初体験だったが、「グリーンまで見渡せるのがいい。大好きですね」とラブコールを送った。これこそ、強運を呼び込むテクニック-。

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