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2016.6.17

元賞金女王のアドバイスを生かし野澤真央が首位に立つ!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第6戦『ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の2日目が、長野県上田市の上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部(6,320ヤード/パー71)で行われた。2日目は、昨年のプロテストに合格した野澤真央が、トーナメントコースレコードとなる64をマーク。通算7アンダーで単独トップに立った。1打差の通算6アンダーで西木裕紀子が2位、さらに1打差の3位には、アマチュア吉本ひかるがつけている。(天候:晴れ 気温:27.3℃ 風速:2.0m/s)

 「ウェッジは目で追えるように打ちなさい」。昨日の夕方、テレビ解説の仕事で来ている、元賞金女王・塩谷育代からアドバイスを受けた野澤真央。「昨日の帰りに塩谷さんとバッタリ会って、挨拶した時に“パットのストロークは悪くないから自信を持った方がいい。頭も動いてなくて良かったよ”ってアドバイスをいただいて、初日もパットがメッチャ悪かったので、それが自信につながった。その時に“100ヤード以内が全然ダメなんですよ”と話したら、“ウェッジは、弾道が見えるぐらい目で追えるように打ちなさい”と言われました。それまでは、100ヤード以内もショットみたいなスイングスピードで打っていたので、自分でどういうイメージなのかを考えて、簡単に言うとゆっくり同じリズムで打てば、出球も見えるようになるんだと理解して、その後ウェッジのためだけに練習場に行きました」と即座にアドバイスを受け入れた。

 そのアドバイスは不安があったパッティングにも好影響を与えた。「“これはパットにも言えてるかも”とリズムを重視したら今日はたくさんパットが入りました」と1イーグル、6バーディー、1ボギーの64を叩き出した。「今日は超ノリノリでした(笑)。12番は3パットで、13番もティーショットを曲げて右の斜面の中腹からだったんですけど、セカンドのライを見たら“意外にいけるじゃん”と勝手に気合いが入りました(笑)」と、その13番で4mにつけバーディーを奪った。最終18番も奥から7mを沈め、バーディーで締めくくった。

 明日は、昨年の『フンドーキンレディース』、今年の『パナソニックオープンレディース』に続き、3回目となる最終日最終組スタート。「最終組とか優勝は気にしません。前半のハーフでスコアを落とさなければ、二桁アンダーを目標にしたい」。前回の『日医工女子オープン』でも、あと1打足らず優勝を逃した野澤。悔しさを晴らすため、元賞金女王のアドバイスを胸にステップアップツアー初優勝を狙う。

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