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2016.9.7

けた違いのラフ 史上最長の難コースを制するのは-

日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯 登別カントリー倶楽部(北海道) 

 開幕前日の7日、LPGA公式会見が行われた。プロ日本一決定戦にふさわしく、女子ツアー史上最長など、さまざまな難関が待ち受ける。LPGA会長・小林浩美は、「元々、厳しいセッティングだったことに加え、8月に3つの台風が北海道を直撃した、自然の猛威が新たな試練をもたらした」。それは、ラフの長さが予想以上の伸びを示したことだ。当初、想定した100-110ミリを大幅に上回る、最大160ミリにまで成長。

 コースセッティング担当・岡本綾子が、「1カ月前、すべてが予定通りに進んでいた。でも、台風による雨量が多く、これだけは想像外。機械を入れて刈ることも考えた。しかし、そうなると、他に影響が出る。ということで、選手に厳しい状況で戦ってもらうことになりました。私たちプロは、自分の飛距離が頭にしっかりと入っている。だから、ラフが長くてもプレー時間などには影響はないでしょう」と説明している。また、ツアー史上最長ホールの605ヤード、パー5の5番について、「ここの名物ホールが欲しかった。海に向かっているから、風も吹くでしょう。難度があるパー5です」という。

 いずれにせよ、シーズンを通し、最もタフな4日間になることは間違いなし。小林は、「ショットの精度、技術が要求されるのは当然。今回は通常、1日で使う3倍の体力、4倍の気力がいると思う」。最強の称号は、苦しみを克服した選手、たった1人に与えられる。


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