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2016.9.8

森美穂がゲキ変 うれしい想定外の2位発進

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 登別カントリー倶楽部(北海道)1日目

 ゴルフは気から。やればできる。前週まで6戦連続予選落ちの森美穂が5アンダー、2ボギーの69でフィニッシュ。「全く予想をしていなかった」というサプライズスコアに笑顔が弾ける。「けさも朝からショットの調子が良くない。緊張もあったと思う。ボールがうまく捕まらず、表現は悪いけど、きたない球ばかり。でも、どんなボールでもフェアウエーを外さない、と自分によく言い聞かせた。そこだけに集中したことが良かったのでしょう。うまく現在の自分自身の状況を把握して、ジャッジできました」と、この日を振り返った。

 1年前の今大会。森は試合ではなく、ルーキーキャンプで新人教育の一環として、さまざまなスタッフ業務を行っていた。つまり裏方業務でトーナメントが、いかにして開催されているかを体験。「一生忘れられない教訓を、たくさん得ることができた。それから、来年は絶対、選手として試合へ、と誓ったことを思い出したんです。きのう、今年のルーキーたちがいた。それを見たら、とても新鮮な気持ちが満ちてきて。最近、プレーがうまくいかずに、落ち込み気味だったから、気持ちをリセットする、素晴らしい機会を与えてくださった」と感謝を表した。

 ゴルフは、メンタルスポーツといわれる。最近の不振を森は、どうとらえていたか。「ちょっとしたことでボギーを叩く。予選落ちはクセになります。半面、調子が良くなれば今度は欲が出て…」。これが、俗にいう負のスパイラルだ。しかし、ツアー屈指の難コースがそんなモヤモヤを吹き飛ばした。「とにかく難しい。よけいなことを考えるヒマなどない。こういうコース、状況なら、集中力が増します。結局、そういうことでした」。コースが人を育てるというが、森はその見本になった。

 「最近、私の周囲がみんな頑張っている。先週、兄がプロテストに合格し、(母校)福井工大福井高ゴルフ部が全国優勝。今度は私に幸運が巡ってくればと思っているけど、やることをやっておかないと逃げてしまう。その時を待ちます。欲張らずに」と、自身へ言い聞かせるように語っている。気力体力が充実。新たな可能性を大いに引き出すのが、公式戦の魅力だ。

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