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2016.9.23

これぞプロの鑑 李と下川が語るゴルフ愛

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 利府ゴルフ倶楽部(宮城県)1日目

 「永遠にツアープロでいたい」。ゴルフ愛をアピールした李知姫下川めぐみが1日目、好スタートを切った。「久々に気持ちが良いラウンドでした。最近は、ドローボールの距離感が合わずに苦しんでいた。だから、前週のオープンウイークはフェードボールを打てるように、一生懸命に練習。さっそく、結果が出るとは思ってもいなかった」。李はうれしそうに語っている。今大会で、優勝を飾れば、史上3人目の生涯獲得賞金が、10億円を突破。

 「10億円? 本当ですか。でも、どこにお金があるのでしょう。全く実感がありません。長い間、やっていたから、そんな記録も出てくる。だから、ゴルフはやめられない。たくさん、悩むことも必要だけど、気持ちの切り替えを速くしなければ、自分が損をする。そこに気がつきました」と続けた。その切り替えは、意外にもアナログ的なことをする-だ。

 「私は、色鉛筆で塗り絵をします。今、韓国ではスマートフォンなどをたくさん使っているから、脳が疲れると、塗り絵がちょっとしたブーム。これがいいです」と明かした。

 一方、下川は5バーディーを奪いながら、「あと、5つはバーディーが獲れた」と振り返る。「パッティングがとにかくダメだった。うーん、残念です」。にもかかわらず、好スコアをマークできた要因は、「賞金シードの呪縛が解けたからでしょう。風邪をひいて体調が最悪。せきがひどくて、同伴競技者の方にも迷惑をおかけして…」と申し訳なさそうに話した。

 それでも頑張っている理由は、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップに出場したい。そういうわけで奮闘中です。私、一生涯をツアープロが目標ですから、どんなにつらくても、打たれまくっても、絶対にやめない。そのぐらいゴルフが好き」とボルテージが上がっている。

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