ピンクのオーラは果たして－　笠りつ子は好調キープ

スタンレーレディスゴルフトーナメント　東名カントリークラブ（静岡県）　

　抜群の存在感。笠りつ子が好調時には、ピンクのオーラが漂うという。「そうなんですよ。皆さんが、よくいってくださる」。もちろん、大まじめだ。もっとも、それは、体調、ゴルフの調子がともに良くなければ、という条件がつく。「きょうは暑くて、大変だったけど、うまく調整ができた」と万全の態勢を整えている。また、1日目は、畑岡奈紗、イ ボミと同組。最もギャラリーの注目が集まることは間違いなし。「ボミと一緒の組は、とてもプレーしやすい。楽しみといえば、畑岡さんもどんなプレーをするのか、じっくりと観察しましょう。そういえば、日本女子オープンゴルフ選手権競技で私、練習中に声をかけた。どこかで会ったことがありましたね－と。その時は、忘れていたけど、今年のオフ、タイでお会いした。でも、まさか、あの時の子が勝つとは夢にも思わなかったけど…」。

　賞金ランキングは、もっか3位。今季の終盤戦でさらなる上積みを、と狙っている。「とりあえず、自分で目標は設定しているけど、まだいいません。金額にすれば、大きなトーナメント2勝分ぐらいです」。ここまでいえば、1億5000万円突破がターゲットであることが推察できる。ちなみに、いつもコンビを組んでいる父・清也さんは今週、兄・哲郎のキャディーを。「誰がキャディーでも関係ない。私は、しっかりプレーするだけです」と話した笠だが、今季初VのNEC軽井沢72ゴルフトーナメントでも、父娘コンビではなかった。そういえば、あの時もファンが、ピンクのオーラの話をしていたことを思い出した。