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2017.3.29

福岡出身の福山恵梨が地元で嬉しい初優勝!!

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

2017年LPGAステップ・アップ・ツアー開幕戦『ラシンク・ニンジニア/RKBレディース』(賞金総額1,500万円/優勝賞金270万円)の最終日が、福岡県糸島市のザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(6,506ヤード/パー72)で行われた。単独首位でスタートした福山恵梨と、この日のベストスコア68をマークした土肥功留美が通算2アンダーで並び、プレーオフに突入。プレーオフ2ホール目でパーをセーブした福山がステップ・アップ・ツアー初優勝を手にした。(天候:曇り時々雨 気温:14.1℃ 風速:4.1 m/s)

 まさかの展開だった。後続と2打差で最終日をスタートした福山が、16、17番で連続3パットボギー。決着は、2アンダーで先にホールアウトしていた土肥とのプレーオフに持ち込まれた。18番パー4で行われたプレーオフ1ホール目。福山のティーショットは右クロスバンカーのアゴ近くに入り、出すだけ。140ヤードが残った3打目は「カットで打とうと思ったら下半身が止まって、フェースがかぶって強く入っちゃって」とグリーン左奥の池に。「このコースには何回も練習しにきていたし、18番が左奥のピンにきられたら、右からって話していたのに…」と痛恨のミスショット。土肥は3オンでパーパットを残し、福山は池のペナルティ後の5打目がグリーン左奥から約30ヤードの状況と、絶体絶命だった。しかし「まだ終わっていない。これを入れればと思っていた。ショートはしないようにと思っていたし、58度のフェースを開いて、ちゃんと振らないと飛ばない状況を自分で作って打ちました」と、執念の1打を直接ねじ込んだ。「まだプレーオフができる、もう1回できると思って嬉しかったです。」

 プレーオフ2ホール目で土肥がボギーを叩き、1メートルのパーパットを沈めた福山が地元・福岡で悲願の初優勝を手にした。「今までも初日が良いことは何度かあったけど、上位にいると緊張してゴルフどころじゃなくなることがありました。でも今日のゴルフを振り返ってみると楽しかったです」。3年前の本大会でも初日単独首位に立つも、最終日に崩れて3位。「最終日に伸ばすことが苦手だったけど、今日はバーディー取れなくても次、次、と切り替えられたし、焦らず落ち着いてできたので成長したかなと思いながら回れました。最後のパットが一番緊張したし、今までもあの距離が試合で入らないことが多かったけど、“すごい練習してきたよ”って考えながら打ちました」と、過去の弱い自分を振り払ってみせた。

 「3年前よりも飛距離も伸びたし、安定してきたし、確実に上手くなってると思います」。起死回生の1打を放ち、苦手イメージに打ち勝ち、大きな意味のある勝利を掴んだ福山。「ステップアップツアー賞金ランキング1位になって、レギュラーツアーに出るためには3、4勝は必要だと思う」と、その目はすでに次の戦いを見据えていた。

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