1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 最後につかんだ出場権 香妻琴乃が2位タイ

2017.6.16

最後につかんだ出場権 香妻琴乃が2位タイ

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(千葉県)1日目

 香妻琴乃が出場枠を確保したのは、大会1日目の朝だった。主催者推薦選考会で失敗し、ウェイティングへ回る。菊地絵理香の欠場でチャンスを得た。「準備だけは怠らず、テーマも決めていました。先週、テークバックで下半身が流れて、ボールが右方向へ行ったから、今回はフィニッシュできっちりと振り切る。もうひとつ、一昨日、練習でコーチから、パッティング時、グリップの握りのアドバイスを受けた。右の人差し指を浅くしたら、とたんにフィーリングが良くなった」と説明する。

 前半はイーブンパーだったが、後半の10番でグリーン手前のバンカーから、約20ヤードをチップイン。ホールアウトしてみれば、2位タイ発進と、これまでの悩みが霧散した。「気持ちがゆったりしていた。出られたらラッキーで、出られなかったら、休めばいいと割り切っていたことが良かったのかも…。あれこれ考えずに、自分のやるべきこと。つまりテーマを1日やりとおしたら、スコアにつながりました。久しぶりにたくさん、バーディーを獲ることができて気分がとてもいい」と笑みがこぼれる。せっかく、土壇場でつかんだチャンス。これを生かさない手はない。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索