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2017.7.15

2nd day プラスワン~西木裕紀子~

<Photo:Masterpress/Getty Images>

サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)2日目

 7月の女が粘りを発揮した。17、18番で直面した、絶体絶命のピンチを見事にしのぐ。「もう、必死でした。あの2ホールで連続ボギーだったら、予選落ち……。17番が4メートル、18番は5メートルと、ミラクル・パーパットです」と振り返った。誕生月は9月でも、7月は「私の1カ月」という。これまでステップ・アップ・ツアーで2勝をあげているが、いずれも7月開催。今年もオープンウィークには、Skyレディース ABC杯へ出場すると、優勝こそ逃したが3位でフィニッシュし、イーグル賞を獲得している。なるほど、7月に強い。

 今季はプロテスト合格後、初のレギュラーツアー参戦。ところが、開幕から8戦連続で予選落ちの後、棄権で計9試合、全く成績を残すことができなかった。「それなりに準備をして、シーズンへ。でも、ツアーの雰囲気になかなか慣れることができなかった。サッカーなどでいう、アウェーのような感じで、ムードに飲まれてしまったような……。確かに、テクニックなども違う。しかし、選手はコーチやキャディーなどを連れて、チームで動いている。振り返ってみれば、自分だけが空回りしていたようですね」と分析する。

 ただし、「ようやく、レギュラーツアーが私のホーム、と感じるようになりました」と後半戦の意気込みを語った。この日の上り2ホールのパフォーマンスが、その証拠といえるだろう。「おいしいコーヒーを飲もう。だから、このパッティングを決める。そう自分へ言い聞かせた」と話す。趣味が全国のカフェを巡ることだ。「コーヒー愛だったら、負けません。ホテルへの帰り道で、いいお店をみつけた。つらいラウンドの時など、コーヒーのことを考えると、元気が出る」という。

 なぜ、コーヒーなのか。「高校2年で、なぜか大人っぽくしよう、という使命感が出て、それならコーヒーを飲めばいい、と思い立った。それまで、オレンジジュースなどを飲んでいた自分が信じられぐらいの方向転換。そこからです。深いコーヒーの世界に魅せられたのは」と説明する。1日9杯を飲むほどのコーヒー党になった。「ただ、今はまわりの人から、飲みすぎだ、といわれ、1日3杯、毎食後と決めている。体にも、美容にもいい範囲にしました。でも、ラウンド終わりやお風呂上がりの1杯っておいしいんですよね。私、アルコールが苦手だから」。なるほど、コーヒーへの愛を感じる。

 一方、職業のゴルフはどうとらえているのだろう。「プロゴルファーではなかったら、ニートだったかもしれない。家ではグダグダしているから」と話したのは、照れ隠しだった。「実は、負けず嫌いです。だから、ゴルフと出会って良かった。ゴルフって明確な目標が、次から次へと出てくるでしょう。今日は、成長しました。また、おいしいコーヒーが飲めそうです」と、アロマの芳香を思い浮かべていた。

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